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12月06日-03号

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  1. 四街道市議会 2021-12-06
    12月06日-03号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 3年 12月 定例会(第4回)          令和3年第4回四街道市議会定例会 第15日                            令和3年12月6日(月曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第3号) 日程第1 一般質問       ・坂 本 弘 毅       ・田 中 徳 彦       ・保 坂 康 平                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、一般質問    坂 本 弘 毅    田 中 徳 彦    保 坂 康 平 1、散  会午後1時開議 出席議員(20名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    15番   山  本  裕  嗣        16番   森  本  次  郎    17番   高  橋  絹  子        18番   岡  田  哲  明    19番   長 谷 川  清  和        20番   清  宮  一  義 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   佐  渡     斉      副 市 長   武  富  裕  次  教 育 長   府  川  雅  司      危機管理監   澤  畠     博  経 営 企画   石  渡  省  己      総 務 部長   岩  井  勝  明  部   長  福   祉   齋  藤  千  裕      健康こども   山  﨑  裕  之  サ ー ビス                   部   長  部   長  環 境 経済   麻  生  裕  文      都 市 部長   嶋  田  浩  司  部   長  上 下 水道   外  谷  茂  行      会計管理者   齊  藤  宏  一  部   長  消 防 長   齊  藤  信  行      教 育 部長   伊  藤  克  紀 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   岩  堀  精  昇      係   長   金  親  敬  子  主 査 補   植  草  俊  幸      主 任 主事   金  坂  尚  輝 △開議の宣告                               (午後1時) ○成田芳律議長 ただいまの出席議員20名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○成田芳律議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △一般質問 ○成田芳律議長 日程第1、一般質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで30分以内としますので、ご了承願います。  では、順次通告者の発言を許します。  5番、坂本弘毅さん。    〔坂本弘毅議員登壇〕 ◆坂本弘毅議員 議席番号5番、れいわ輝、坂本弘毅でございます。通告に従いまして一般質問をいたします。  1、明るい未来に向けて。  ①、来年度の予算編成に向け取組状況はどうなっているか。  ②、新庁舎建設に向け進捗状況はどうなっているか。  ③、新たなシティセールスの推進に向け、積極的に協議はされているか。  2、住みよいまちづくりに向けて。  ①、交通不便地域の解消に向け協議はされているか。  ②、グリーンスローモビリティの実証実験が開始されているが、運行状況はどうなっているか。  ③、運転免許証自主返納者の推移と本市として返納しやすい環境づくりはできているか。  ④、市民の安心安全のためにも通学路上を含め防犯カメラをさらに設置していくべきだと思うが、どのように考えているか。  ⑤、旅券事業について多くの自治体で既に移譲がされているが、本市の検討状況はどうなっているか。  ⑥、交通安全対策や防犯対策について、市としてどのように四街道警察署と連携を図っているか。  3、子供たちの明るい未来のために。  ①、通学路の危険箇所への対応は早めにできているか。  ②、各小中学校における今後の児童生徒数の推移をしっかりと認識しているか。  ③、こどもルームの民間委託へ向け進捗状況はどうなっているか。  4、スポーツが盛んなまちづくりに向けて。  ①、子供たちの体力向上に向けて具体的な取組はあるか。  ②、中央公園野球場総合公園多目的運動場において1時間券を導入してほしいと利用者から根強い要望があるが、検討状況はどうなっているか。  ③、総合公園野球場の管理運営は適正に行われているか。  5、都市環境問題について。  ①、次期ごみ処理施設用地の汚染残土問題だが、市として原因究明に向け積極的に調査は行っているか。  ②、成台中土地区画整理事業の進捗状況はどうなっているか。  ③、鹿渡南部特定土地区画整理事業だが、市としての責任をどのように感じ、また終結に向け果たしていくのか。  ④、空き家対策について取組の現況と今後さらに増えてくることが予測されることから、市としての役割をどのように捉え、取り組んでいくのか。  以上、壇上からの質問といたします。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第4項目の1点目、子供たちの体力向上に向けて具体的な取組についてお答えします。  市内小中学校では、体力向上推進委員会を設置し、児童生徒の体力向上についての現状や課題について話し合い、授業や体育行事の改善を図っております。具体的な体力向上の取組例としまして、体育の授業において継続的にサーキットトレーニングや持久走、縄跳びを実施しております。また、小学校では休み時間において外遊びを奨励するほか、持久走や縄跳び等を実施しております。中学校の部活動では、市教育委員会から部活動指導員を学校の求めに応じ配置しており、生徒の運動能力の向上と教職員の指導力向上を図っております。  今後市教育委員会では、令和3年度に実施した全国体力・運動能力、学習習慣等調査の結果分析を行い、課題改善に向けた指導の工夫の手引を作成し、各学校に紹介するだけでなく、自校の子供の体力、運動能力の分析をし、課題に応じた運動を行うよう指導、助言してまいります。  また、スポーツ普及促進の一環として、ボールを使った子供向けのスポーツ教室や、体育の日の行事として野球や卓球、ミニバスケットボールなどの複数の種目を同日に開催するイベント、夏はプール開放事業として小学生を対象にプール利用券を配付し、子供たちの体力向上やスポーツへの関心を高めることを目的として例年実施しております。あわせて、四街道市体育協会加盟団体公益財団法人四街道市地域振興財団のご協力により、小中学生向けの各種教室やイベントを開催いただいております。しかしながら、令和2年度と3年度は新型コロナウイルス感染症の影響により開催を断念しております。  私からは以上となります。    〔何事か言う人あり〕 ◎教育長(府川雅司) 大変失礼しました。答弁を訂正させていただきます。先ほどの答弁で、「今後市教育委員会では、令和3年度に実施した全国体力・運動能力」、私先ほど「学習習慣等調査」と申し上げましたが、正しくは「全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果分析」と訂正させていただきます。  もう一か所ですが、「夏はプール開放事業として小学生を対象にプール利用券」と申し上げましたが、「プール利用無料券」と訂正をさせていただきます。大変失礼いたしました。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。    〔経営企画部長 石渡省己登壇〕 ◎経営企画部長(石渡省己) 私からは、第1項目及び第2項目の1点目と2点目についてお答えします。  初めに、第1項目の1点目、来年度の予算編成に向け取組状況はどうなっているかについてですが、令和4年度予算の編成に向けては、総合計画後期基本計画の推進、新型コロナウイルス感染症対策やポストコロナに向けたグリーン化やデジタル化等を軸とした社会構造の変化への対応、第8次行財政改革推進計画による収支改善の促進、これらを予算編成方針として定め、現在編成作業に取り組んでいるところです。  続いて、2点目、新庁舎建設に向け進捗状況はどうなっているかについてですが、庁舎整備実施設計業務は現在新庁舎建設に必要となる詳細な図面の作成が完了し、積算業務に取りかかっているところです。今後は、実施設計業務の完了と併せ、庁舎建設に必要な経費を令和4年3月議会に補正予算案として提出する予定です。  続いて、3点目、新たなシティセールスの推進についてですが、今年度準備を進めております市の認知度とイメージの向上を図るため、市にゆかりのある文化、スポーツ、芸能、芸術の分野において活躍している方々を任命する四街道市PR大使の設置と、四街道の魅力を市外に分かりやすく視覚的に印象づけるシティセールス用ロゴマークの制作に向け、準備を進めております。  次に、第2項目の1点目、交通不便地域の解消に向け協議はされているかについてですが、交通不便地域の解消に向けては、路線バス事業者及びタクシー事業者等既存交通事業者が担う役割は非常に大きいものと認識していることから、地域公共交通会議等における意見の交換のほか、機会あるごとに協議などを行っている状況です。  続いて、2点目、グリーンスローモビリティの実証実験の運行状況についてですが、10月19日から実証実験を開始し、火曜、木曜、金曜日の週3日の日程で運行しています。11月末までの利用状況につきましては、17日間の運行で予約数85件、延べ111人の方が利用されています。なお、会員登録数につきましては、11月末現在、421人の方に登録をいただいております。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。    〔総務部長 岩井勝明登壇〕 ◎総務部長(岩井勝明) 私からは、第2項目の3点目から6点目について順次お答えいたします。  初めに、③、市内在住の運転免許証を自主返納された方の推移についてでございますが、令和元年は456人、令和2年は439人、令和3年9月末現在は283人となっております。  返納しやすい環境づくりにつきましては、平成25年7月に四街道市、千葉市、所管の警察署との共同で、千葉県個人タクシー協会と締結した運転免許自主返納による交通事故防止の協力に関する協定書に基づく運賃割引制度を設けております。また、千葉県警察本部が募集しているバス事業者やタクシー事業者などの協賛企業の運賃割引制度をはじめ、飲食店や娯楽施設、宿泊施設などの利用料金等について、各種割引が受けられる制度も設けられております。  続きまして、④、市民の安心安全のためにも通学路上を含め防犯カメラをさらに設置していくべきだと思うが、いかがかについてでございますが、現在設置している防犯カメラは通学路の安全対策に特化して設置しているものではありませんが、全74台のうち60台が通学路上にありますことから、児童生徒の通学時における犯罪抑止等においても効果を発揮しているものと考えております。  防犯カメラの増設につきましては、現在のところ予定はしておりませんが、引き続き治安の動向等を注視し、安全で安心な住環境の整備に努めてまいります。  次に、⑤、旅券事業の移譲の検討状況についてでございますが、県内の移譲状況につきましては、令和3年10月現在、県内54市町村中36市町で旅券事務の移譲を受けております。本市では、移譲の受入れ時期につきましては、当初新庁舎の整備に合わせて予定しておりましたが、新庁舎の整備が延期されたことから、新たな移譲の受入れ時期を検討してまいりました。  このような中、新庁舎の整備事業が本年度より再開したことから、設置スペース等の課題につきましては対応できるものと考えますが、人員の確保や千葉市等からの申請対応等の課題もあることから、引き続き千葉市や県旅券事務所の動向を注視してまいります。  最後に、⑥、交通安全対策や防犯対策について、市としてどのように四街道警察署と連携を図っているかにつきましては、交通安全対策においては交通安全運動期間中の街頭キャンペーン等事故防止啓発活動、交通安全教室の開催や児童生徒の登下校見守り活動、通学路等の危険箇所の合同点検等、また防犯対策においては防災行政無線による詐欺等の未然防止のための広報や合同での街頭啓発、防犯カメラの映像の提供等、常日頃より緊密な連携を図っているところでございます。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。    〔教育部長 伊藤克紀登壇〕 ◎教育部長(伊藤克紀) 私からは、第3項目、子供たちの明るい未来のためにの1点目、2点目及び第4項目、スポーツが盛んなまちづくりに向けての2点目、3点目のご質問に順次お答えいたします。  初めに、第3項目の1点目、通学路の危険箇所への対応は早めにできているかについてですが、通学路の危険箇所への対応につきましては、各学校から提出された現況報告の全箇所を関係各課、警察、学校関係者とで合同点検を行い、点検終了後に通学路安全推進会議において情報の共有と安全対策について協議をしました。  具体的な安全対策につきましては、各担当部署が注意喚起看板の設置や路面ストップマークの貼付け、車線分離標の更新など可能なものから順次速やかに実施を進めているとのことです。今後も学校や関係機関と連携し、安全対策に取り組んでまいります。  続きまして、2点目、各小中学校における今後の児童生徒数の推移をしっかりと認識しているかについてですが、今後の児童数の推計値については、毎年5月1日現在のゼロ歳児から12歳までの人口から算出した自然増加率に、過去3年の平均入学率や女性の年齢人口による出生率、今後の住宅建設予定数といった社会増加率を加えて導き出しています。生徒数については、小学校6年生の児童数を基に算出しています。また、推計値とその年度に達した時点での実数との差を確認して今後の推計値を検証するなど、児童生徒数の推移の見極めに努めております。  続きまして、第4項目の2点目、中央公園野球場総合公園多目的運動場において1時間券を導入してほしいと利用者から根強い要望があるが、検討状況はどうなっているかについてですが、総合公園多目的運動場の1時間券導入により、予約と予約の間が空くことへの対応、利用料金収入減少の可能性、指定管理者の事務量の増加、システム改修等の経費の増加などの懸念が想定されております。また、令和元年度から5年間の指定管理協定を締結しており、期間中の制度変更は指定管理者の施設経営に大きな影響を与えることから、メリットとデメリットを整理するとともに利用者アンケートでの要望状況を踏まえながら、引き続き慎重に調査研究を進めてまいります。  続きまして、3点目、総合公園野球場の管理運営は適切に行われているかについてですが、現在新型コロナウイルス感染症の影響により、総合公園の各体育施設については感染拡大防止の観点から人数制限や消毒等の感染防止策を継続して実施しており、特に利用人数の多い団体利用にあっては、指定管理者と利用者との間で利用する前の打合せを行い、感染症対策のご理解とご協力をお願いしているところです。引き続き感染拡大防止を念頭に置きながら感染状況を注視しつつ、安全安心で快適な施設利用を促進していきます。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第3項目、子供たちの明るい未来のためにの3点目、こどもルームの民間委託へ向け進捗状況はどうなっているかについてお答えいたします。  令和4年度以降のこどもルームの運営につきましては、新たな民間事業所との委託に向け、支援員等の処遇及び市独自の配置基準を維持することや支援員等の継続雇用を推奨することなど、市の考え方について定めた四街道市こどもルーム運営事業受託事業者の選考に係る基本方針に基づき、仕様書や募集要領等を策定し、10月1日から11月5日まで事業者の募集を行ったところ、6事業者からの応募がありました。  関係部局の政策調整担当者等で構成する四街道市こどもルーム運営事業者選考委員会において選考を行った結果、JR線の北側13施設の運営事業者をシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社に、南側11施設の運営事業者を株式会社明日葉にそれぞれ決定したところです。  今後も引き続き利用保護者や新たな運営事業者、社会福祉協議会等と調整を図り、令和4年度以降のこどもルーム運営を滞りなく進めていけるよう努めてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。    〔都市部長 嶋田浩司登壇〕
    ◎都市部長(嶋田浩司) 私からは、4項目め、スポーツが盛んなまちづくりに向けての2点目のうち、都市部所管事項、5項目め、都市環境問題についての2点目から4点目までにつきまして順次お答えいたします。  初めに、4項目めの2点目のうち、都市部所管の中央公園野球場につきましてお答えいたします。四街道中央公園野球場につきましては、四街道市使用料条例により使用区分が2時間と規定されており、施設予約システムの予約時間も2時間をこまの単位としております。  四街道中央公園野球場におきましては、1時間券導入の要望はいただいておりませんが、野球以外にも多種多様な利用があることから、利用者の意向、要望を把握するためにアンケート調査を実施し、1時間導入について関係機関と協議してまいります。  続きまして、5項目めの2点目、成台中土地区画整理事業の進捗状況はどうなっているかにつきましてお答えいたします。成台中土地区画整理事業の進捗状況でございますが、本年の4月1日に使用収益が開始され、現在は換地処分に先立ち、認可権者である千葉県に対して換地計画の認可申請を行っているところでございます。今後といたしましては、換地計画が認可され、関係権利者に換地処分の通知、認可権者である千葉県による公告などを経まして換地処分が完了いたします。  次に、進出企業の状況でございますが、流通産業地区につきましては、物流施設が来年2月に竣工予定であると伺っております。複合産業地区につきましては、進出予定のイオンから出店計画につきまして昨年度の調整会議以降、新たな情報の提供はございません。住宅地区につきましては、現在のところ建設に関する情報の提供もなく、住宅建設等は進んでおりません。市といたしましては、引き続き事業終結までの円滑な各業務推進について指導してまいります。  続きまして、5項目めの3点目、鹿渡南部特定土地区画整理事業だが、市としての責任をどのように感じ、また終結に向け果たしていくのかにつきましてお答えいたします。鹿渡南部特定土地区画整理事業につきましては、平成11年度に都市計画決定、平成13年度には設立認可を受け、以降組合施行の土地区画整理事業として進めてきたところでございます。本事業は、公共性の高い都市計画事業であり、現状のとおり事業が停滞したままですと、都市計画道路をはじめとした公共施設の移管手続ができず、地区内住民及び土地所有者は権利が確定せず、不安定な状態に置かれ続けることとなります。  現在資金不足により破綻状態である組合は、再建に向けて相当な債務の免除及び放棄並びに利害関係人である当市に対しての支援を求めて特定調停を裁判所に申し立てております。当市も裁判所からの要請に応じて参加しており、この調停が本事業を完成に導く最後の機会と捉えております。調停成立後も引き続き事業完了までの事務的、財政的支援を行うことで、都市計画事業の責務を果たしてまいりたいと考えております。  なお、11月29日に第4回目の調停が実施されましたが、調停合意には至っておりません。次回期日につきましては、令和4年3月14日を予定しております。  続きまして、5項目めの4点目、空き家対策について取組の現況と今後さらに増えることが予測されることから、市としての役割をどのように捉え、取り組んでいくのかにつきましてお答えいたします。初めに、取組の現況といたしましては、平成29年度に行った空き家等実態調査におきまして、空き家と判定された家屋並びに市民からの情報提供により空き家と判定された家屋につきまして追跡調査を実施し、最新の情報を把握することに努めているところでございます。  また、草木の繁茂や建物破損などで近隣に悪影響を与え、市民から情報の提供があった家屋につきましては、所有者の必要となる情報を確認し、現地調査を行い、所有者に対し空き家の現状写真を添えた文書を送付して、空き家の現状把握並びに適正な管理についてお願いしているところでございます。  次に、市としての役割をどのように捉え、取り組んでいくのかにつきましては、空き家の所有者が相談しやすい受付窓口の継続、空き家の流通促進を図ることが重要な役割であると考えておりますことから、空き家の所有者から相談があった場合には売買、賃貸、他用途施設への活用方法を提案するなど、引き続き市と協定を結んでいる関係団体と連携し、取り組んでまいります。  私からは以上でございます。    〔何事か言う人あり〕 ◎都市部長(嶋田浩司) 答弁の訂正をさせていただきます。最初のスポーツが盛んなまちづくりに向けての2点目のうちの都市部所管事業中央公園野球場につきましての予約の関係で、四街道中央公園野球場におきましては「1時間導入」と申しましたが、正確には「1時間券導入」の要望というところで訂正をさせていただきます。失礼申し上げました。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第5項目、都市環境問題のうち環境経済部所管の1点目、次期ごみ処理施設用地の汚染残土問題だが、市として原因究明に向け積極的に調査を行っているかのご質問についてお答えいたします。  くぼ地解消工事に関与した可能性のある事業者や太陽光発電事業における再生砕石の搬入に関わった事業者、そして関係職員に対して原因究明に向け、事実確認を行うことが重要であることから、当時の経緯や工事の状況などについて聞き取り調査を慎重に進めているところでございます。  また、並行して聞き取り調査の結果次第によって、砕石混じり層の取扱いがどのようになるかの検証についても指定調査機関と検討を進めているところでございます。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 多岐にわたり、ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問をいたします。  まず、第1項目の明るい未来に向けて、①ですが、まずは令和4年度に目玉になる新規事業はあるのかお伺いいたします。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  令和4年度の事業につきましては、今現在予算の編成に向けて編成事務を行っているところでございまして、新たな事業というのは、その編成作業の過程で今後精査していきたいと考えておりますので、今の段階で目玉というところは、ちょっと今申し上げられない状況でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 それと、財源確保に向けた取組状況はどうなっていますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  財源確保に向けた取組ということでございますけれども、国や県の補助制度、こういったものを最大限活用することに加えまして、市有地の売却、利活用や、あと市税の収納率向上対策などを推進することで短期的な財源確保を図っていくとともに、長期的には若い世代の人口流入を促進することで持続的な市税の確保に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 私、以前もずっと言わせていただいているのですけれども、遊休市有地の売却に向けては積極的に取り組んでいただけているということなのですけれども、ちょっと細かいことなのですけれども、決算審査でも取り上げましたが、土地の借上料や花壇の植栽管理委託料がやっぱりちょっと気になるのですけれども、これ見直しはされるのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  今議員仰せの市有地の草刈りですとか、そういったご意見、ご要望をいただいているところでございますので、その内容につきまして、先ほど申し上げましたとおり今現在予算の編成作業を行っているところでございます。そういったことで、そういった削減等必要なものについては、できる限り削減してまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 これは、石渡部長か嶋田部長がお答えになるのか、ちょっと分からないのですけれども、令和4年度も松並木通りの植栽管理委託料で約530万円を予算計上される予定でいらっしゃるのでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  松並木通りの植栽につきましては、要望いたしております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 私もいろんな市民の方に言っているのですけれども、この金額を知ったら、市民の皆さんが納得されると思いますか、いかがですか。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 1時42分    再開 午後 1時42分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  松並木通りの予算要望でございますが、我々といたしましては必要なもの、要は潤い、美観上必要なものとして予算要望したというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 委託業者も毎年一緒で、内容も一緒、金額も一緒、これはやっぱりおかしいです。ちょっと見直していくべきではないですか、少し。植栽数減らすとか、私いつも言っていますよね。これ市民の税金ですよ。お願いします。それと、やっぱり削るべきところはまだまだあるはずです。まだ時間はあると思いますので、しっかりと議論をしながら進めていただきますようお願いいたします。  続きまして、②に移ります。建設費の動向についてですが、千葉県営繕工事単価による建設工事費は横ばいとのことですが、やはり建設資材物価の上昇が懸念されるため、私は何度も質問を繰り返しているのですけれども、しっかりとその情報は把握はできているのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  建設物価の動向でございますけれども、今現在担当課のほうにおきまして県の積算……失礼いたしました、その建設物価の動向等、県の単価ですとか、あと建設物価調査会、総合研究所ですか、そちらのほうで出されている建設物価指数、そういったところも注視しながら積算のほうに取り組んでいるところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 工事費自体は、実施設計が完了していれば大幅な変更はないと思われますが、やはり常に建設資材の物価には注視していく必要がありますので、お願いいたします。  一般財団法人建設物価調査会によると、10月の建設総合、建築部門、土木部門、それぞれにおいて前年同月比で11.7%、15.3%、7.2%上昇しておりますが、このような状況下にあっても対応できる体制づくりはできているのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  建設費でございますけれども、今現在、毎回ご質問等をいただいておりまして、その削減内容ですけれども、いろいろとできるところを削減している、現在そういった状況でございます。削減につきましては、約100項目に及ぶ削減を図りながら今実施設計を進めているところでございまして、額といたしましては約4億7,000万円程度を今現在の段階で削減している状況でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 それは、以前の答弁よりも内装等を見直して、さらに削減の額が増えたということの認識でよろしいですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  内容ですとか、あと材料関係、そういったところを、少しずつですけれども、見直して、できるだけ削減できるよう努めているところでございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 前年同月比ですけれども、物価がこれだけやっぱり上昇しているので、その辺もしっかり考えて、本当にマックス50億円と言っているので、それを絶対足は出ないように、さらなる削減も含めて、パーティションとかいろいろとこの前議会スペースのことはお話しになっていましたけれども、その辺も積極的にお願いします。  続きまして、次の③に移ります。施政概要でもございましたが、PR大使の任命に向けてということなのですけれども、これ人選はどのように行い、また現況はどうなっていますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  人選でございますけれども、1月の任命に向けまして候補者との交渉を今現在行っているところでございます。ですので、まだどなたかというところはちょっとお答えしづらいところでございますけれども、今現在交渉中というところでご了解いただければと思います。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 大体10名ぐらいになると思っていていいのですよね。  それで、私は何度もこれは提案してきて、ようやく実現されることになるのですけれども、やっぱり任命して終わりではなく、任命をしてからが重要になってきます。まさに市の顔として活動していただけるためにも、しっかりと連携を図りながら進めていっていただき、市のイベントなどにも積極的に参加してもらうなど様々なことを検討していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。  次に、これも以前から言っているのですけれども、ロケ地についてなのですけれども、これは積極的に誘致は……誘致についてですが、調査研究は今も続けてこられているのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  ロケ地の積極的な広報というところでございますけれども、以前もちょっとお話いただきまして、その候補地につきましては、なかなか積極的というところまで進んでいない状況でございますけれども、市のホームページ等でロケ地で使われた施設ですとか、場所ですとか、そういったところをご紹介している状況でございまして、今後またロケ地候補となり得るところがございましたら、そういったホームページ等でご紹介できればと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 何かあまり積極的な答弁ではないのですけれども、それと今回は「志村けんとドリフの大爆笑物語」の撮影が文化センターで行われたようですが、これは撮影に至るまで、市としてはどのような取組をされてこられたのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  市の取組といいますか、こちらのほうは撮影の依頼を受けて、その施設の紹介ですとか、そういったところをしたところでございます。今回撮影が9月に行われたわけですけれども、それ以前に場所の提供ですとか、そういったことで市が関わったというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 こういった撮影で四街道市をどんどん使っていただきたいのですが、以前も茂原市を取り上げさせていただきましたが、映画、テレビドラマなどの撮影で地域を盛り上げた作品とロケ地を顕彰する第12回ロケーションジャパン大賞でノミネートされ、大賞の候補になっております。そしてまた、注目もされております。また、ロケ地と地元産業を観光資源として生かそうと、観光庁と旅行会社とタイアップした観光ツアーの企画も進められています。市の活性化や充実した産業、またロケ弁などで食についてもアピールできるチャンスであると思います。四街道市としても積極的に調査をしながら、誘致に向けて取り組んでみてはいかがかと思うのですけれども、再度部長のお考えをお聞かせください。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  やはり観光面といいますか、そういったところも必要かと思います。ですので、関係します部署と連携を図りながら、そういったところで観光につながるもの、そういったところも模索しながらPR等に努めてまいりたいと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 麻生部長にもお伺いいたしますが、産業振興の観点からも環境経済部の協力も必要ですが、いかがお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  今ロケ地については、ここを使ってくださいというような形にはなっておりませんけれども、こういう場所を使いたいということであれば広報の担当部局と連携をして、適正な、一番いいようなロケーションのところを選定したいというふうに考えておりますけれども、それが採用されれば、当然スタッフもいらっしゃるわけで、ロケ弁なんかも取っていただけるということで、連携して積極的にやってまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 これは、政策推進課だけが一生懸命頑張っていても駄目です。やっぱり市全体で取り組んで、すごくいい取組ではないですか。四街道市、ドラマでもCMでも使われているので、積極的に取り組んでいったら新聞とかメディアにも取り上げられて、また地元の人も喜ぶかもしれませんので、ぜひとも前向きによろしくお願いします。  次に、連日テレビなどでも取り上げられ、人気や注目をされているグランピング施設についてです。6月議会の部長のご答弁では、他の自治体の事例などを参考にして今後進め方などを研究してまいりたいとのことでしたが、何か研究はされてこられたのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  グランピングにつきましては、調査研究というところで、他の自治体の行っている事例、そういったところは把握しているところでございますけれども、グランピングにつきましては、その施設の誘致等については、やはりこれも他の関連部署との連携というのは必要になってくるかと思いますので、そういったところでさらに研究を進めてまいりたいと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 市直営でやるわけではないので、民間活力をどこも借りてやっているので。  それと、令和2年度に実施された第1回イオンとの調整会議において、イオン側がグランピング施設について言及されているのですが、石渡部長はこれ御存じだったでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  その詳しい内容については、ちょっと承知しているところではございませんけれども、そういった話があるというところは聞いております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 前向きな答弁はできなかったのだなとは思いますけれども、アウトドア要素も取り入れたレジャー施設をやっていきたいと既に考えていらっしゃるようで、さすがイオンだなと思いましたが、先を見据えた施設の検討をされているようですので、ぜひとも政策推進課としてもイオンとの協議を注視し、また会議に参加されるなど後押しをしていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  グランピングにつきましては、政策推進課というところでは、そういったグランピングを実施する場合には積極的に外に向けて、その内容についての情報発信というところはやっていきたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 まさに民間の力を借りながらできる事業ですし、近隣にはグランピング施設がないことからも、実現されれば多くの人が四街道市にも足を運んでくれることでしょう。私もすごく期待をしておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、9月議会でも部長に伺いましたが、その後、総武鉄道物井川橋梁亀崎橋台跡には行かれましたでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  私は、直接は行っておりません。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 これ私からちょっと言わせていただいたのですけれども、行ってみようと思わなかった理由は何かあったのでしょうか。お忙しいとは思うのですけれども。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  そこの施設、場所については、地図ですとかそういったもので確認はしておるところでございますので、直接足を運んでいないというところで、特に理由等はございません。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 前回もお伝えしましたが、ここは千葉県下最古の鉄道遺跡と言われております。ネットで検索をしても多く出てきます。四街道市民でも知らない方が多いのではないかと思います。何かシティセールスの観点からも考えられないかなと思って提案させてもらっているのですけれども、またこれは次に伺います。とはいっても、この指定文化財は教育委員会が所管ですので、多くの市民に知っていただき、文化財を守り、次世代に継承していくためにも伊藤部長の考えをお聞かせください。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  こちらの亀崎橋台跡につきましては、鹿島川の周辺の低湿地を通るために敷かれました鉄道の跡地であるため、田んぼの中心に位置しており、大変道が狭いというところでございます。教育部としましては、文化財の魅力発信について、今年度実施しました文化財審議会からも市のホームページ等を有効活用するようにというご意見もいただいておりますことから、この亀崎橋台跡も含めた市文化財のものや過去に調査した出土品などを市のホームページ上において写真と場所等を紹介したいというふうに考えているところです。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 ありがとうございました。前も言っていますけれども、ベンチを設置していただくことを石渡部長、今回も要望させていただきますので、検討してください。  次に、第2項目に移ります。住みよいまちづくりに向けて、1点目、交通不便地域の解消に向けてなのですけれども、さつきケ丘地区ではデマンド型乗合タクシー、そして現在は千代田地区でグリーンスローモビリティの実証実験を行っていますが、今後検討している地域や解消に向けて対策を考えている地区はありますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  今現在というところでございますけれども、今現在は千代田地区でグリーンスローモビリティの実証実験というところを行っているところでございます。今後他の地区というところでございますけれども、その検証を受けて、今後他のどこの地域、地区で導入したらいいのかというところも併せまして検証、検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 以前から何度も取り上げてきましたが、やはり根強い要望があるのはヨッピィについてです。現在の路線とは別に第2路線として循環型で運行するべきだと何度も言ってきましたし、そのような声が年々多くなってきていますが、前向きに協議を重ねて、前向きに検討するべきではないでしょうか、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  ヨッピィの第2路線の検討というところでございますけれども、こちらについては今までもちょっとお答えさせていただいておるところなのですけれども、民間のやはりバスとの競合問題、そういったところと、あと費用対効果、それらを勘案いたしまして、既存バス路線の維持という観点からも今現在難しいものと考えているところでございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 グリーンスローモビリティの事業に500万円以上使っているなら、内陸バスに委託金を払って運行したほうが、逆に循環型で市民は喜ぶのではないかなとは思いますけれども、佐倉市では既存路線に影響がないような5ルートでコミュニティバスが運行されております。近隣他市の取組も参考にしながら、積極的に取り組んでいただきますよう要望させていただきます。また、ヨッピィについては、今後も粘り強く要望していきますので、よろしくお願いします。  続きまして、②、グリーンスローモビリティに移ります。利用者数があったのですが、これは1日の平均の利用者数はどのくらいなのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  1日の平均の利用者数ですけれども、10月の半ばから始めて、10月ですけれども、1日6.33人、11月ですけれども、11月も1日6.64人という数字でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 私地元の議員なので、残念ながら連日私の元には不満の声が寄せられております。まずは、なぜ商業施設まで運行ができないのか、その理由をお聞かせください。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  商業施設への運行というところでございますけれども、こちらは昨年行いました国の実証実験、そちらのほうの利用等の検証と併せまして、あと今回の実証実験を導入するに当たりまして関係機関、特に警察との話合いの中で、県道をまたぐというところがやはりすごく危険だというようなところもいただきました。それで、もねの里モールのほうについては、この実証実験を始めるときに千代田地区の皆様方、代表の方ですけれども、そちらのほうの説明の中でももねの里モールのほうには行かず、この実証実験の主たる目的がバス路線を補完するというようなところがございますので、そのようなことからもねの里モールのほうへの運行はしないというような結論に達したところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 ちょっと今部長の答弁で気になったのですけれども、バス路線に影響がないと言っているのですけれども、千代田団地内バス通り走っているのですけれども、ではこれはどういうことなのですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。
    ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  バス通りといいますか、バス停までの誘導というところで運行しているところでございますので、バス通りを走っているというところは、交差するところはございますけれども、バス通りではなく、団地内を走っているという状況でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 今実験中なので、前回と全く違うような感じなので、やっぱり利用者の方からそういう声を伺うのですけれども、前回の実証実験では警察の許可は下りたけれども、今回は警察の許可が下りなかったということでよろしいですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) 前回の国の実証実験、そのときにも同じように警察の方も入っていただいて、そこのところを一緒に回って、ここのところを渡ってというようなところで細かな打合せ等をさせていただいて、実際運行した結果というのも受けて、今回の実証実験ではそのようなことで県道をまたがないという結論に達したところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 今現在は、市役所の駐車場に保管されていますよね。千代田公民館まで行きますよね。その間に県道は通らないのですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  千代田のほうに行く経路ですけれども、中の道を通っていって、県道は一部通りますけれども、ずっと県道を通って千代田団地まで行っているという状況ではございません。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 それは分かっています。もねの里モールに行くのだって横切るだけでいい道路もあるわけではないですか。だけれども、そこのグリーンスローモビリティを運ぶ県道だけは警察から許可は下りているということなのですか。それも皆さんに言われるのです。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  グリーンスローモビリティ自体は普通の車両と同じですので、県道を走るのは問題ない。ただ、お客様を乗せて運行する場合の話で、県道をまたがないというところでございますので、普通に車両を運搬というか、運行するだけであれば県道を走っても何ら問題ない車両でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 では、警察が懸念されているのは、人数を乗せたことによって20キロのスピードがさらに遅くなるということですか。ちょっとその辺説明してもらわないと私も説明できないのですけれども。    〔何事か言う人あり〕 ◆坂本弘毅議員 いいです。 ○成田芳律議長 よろしいですか。  坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 それと、運行方法を循環型ではなく、今回はデマンド型に決定された理由だけお知らせください。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  先ほどもちょっとお話しさせていただいている国の実証実験、そちらでは循環型で、定時定路線での運行ということでさせていただいたところですけれども、そういった実証実験をした検討結果も踏まえまして今回デマンド型ということで、必要な、利用する方の家の近くまで、大体150メートル以内の乗降場所を設けて、それで近くまで運行するというところで、循環型ですとなかなかそういった近くまで行けませんので、今回デマンド型というようなことで運行をさせていただいているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 実際利用者の方から、ちょっとデマンドだと利用しづらいということもあって、あと市がさつきケ丘地区で実施したデマンド型乗合タクシーは、ほとんど利用者がおらずに頓挫し、失敗に終わってしまったのではないでしょうか。そういった経験も生かして、今は実証実験中ですけれども、地元の声も聞いて進めていただきたいと思います。  次に移ります。③の運転免許証自主返納についてですが、これは連日ニュースで、高齢者による事故が多発しているのですけれども、本市での高齢者による事故はどのくらい発生しているのでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  令和3年1月から10月末までの交通事故発生件数でございますが、148件となっておりまして、そのうち65歳以上の高齢者による事故は56件となっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 これ例年に比べてやっぱり推移は増えてきているのでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) 昨年の同時期と比べまして、昨年の同時期では135件でございまして、今年は148件でございますので、若干増えているというような状況でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 免許証を返納したくても返納できない状況にいる方は、たくさんいらっしゃると思います。私が調べた範囲ですが、県内22市8町1村で支援措置を実施しております。四街道市でもヨッピィをはじめ京成バスグループのノーカー・アシスト優待証で運賃が半額となります。定期的にこのような助成制度があるのを市としても積極的に周知していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  当市では、運転免許証を自主返納された方が個人タクシー事業者と協定を結びまして、運賃の割引制度、また警察のほうで募集をしております事業者、それによります娯楽施設であるだとか、あとバスの運賃の割引制度、こういったものを現在も実施しているところでございますので、このような運賃の割引制度とか、自主返納した方が自主返納した後も車の代わりに利用できる、そういったものの周知啓発、こういったものに努めていきたいと考えております。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 私が先ほど話した助成制度は、バス事業者が行っているものだと思うのですけれども、市独自の助成というと、やっぱり財源の確保から難しいと思うのですけれども、例えば市独自で導入している自治体も実際にはあります。そういった自治体の取組を調査されたことはございますでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  印旛管内でも市町村によりまして様々な補助制度をやっているところもありますので、そういったところの調査はしております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 厳しい財政状況の中、なかなか踏み込めないのも分かるのですけれども、人の命もかかっていますので、お願いします。  県警によりますと、運転免許証の自主返納者に対する支援措置は、2016年12月末に158だった支援団体数は、自治体も含めて今年の10月末には255に増加しております。また、自転車販売店では電動アシストつき自転車を値引きするなどの特典を付与しています。今後免許証を返納しやすい環境づくりに向けて、市としても周知啓発を強化していただくことを要望いたしまして、この項目は終わりにします。  続きまして、④の防犯カメラですが、これは県の予算の関係なのですか、新たに設置はされないというご答弁だったのですけれども、警察との協議状況はどうなっていますでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  現在増設、今後しないというわけではなくて、現在のところ増設の予定がないということでございますが、四街道警察署との協議状況ということでございますが、こちらにつきましても現在協議に上がっているものはないというところでございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 でも、これは県の補助事業ですので、例えば交通量の多い、通学路上には六十何か所あると言いましたけれども、危険な通学路などにも設置すべきなので、前向きに検討して、警察にも、市の考えもあると思いますので、それもお話ししていただけたらと思います。  続きまして、⑤に移ります。これは、以前も取り上げたことがあるのですけれども、多くの市町村が平成30年に権限を移譲しましたが、なぜ本市は対応してこなかったのかと伺おうと思ったのですけれども、先ほどもちろん庁舎建設に向けてということなのですけれども、これは印旛管内で移譲されていないの、四街道市だけ。業務のスペースがないと市は言いましたが、他市の移譲状況などを調査研究はされてこられたのでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  近隣の状況といたしまして、八街市さんのほうに視察といいますか、現場を見せていただいたという実績はございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 移譲をされてきた他市でも四街道市と同様の状況だった他市もあるのではないかと思われます。本当に知恵を絞って検討していただけたか問題なのですけれども、船橋市、八千代市、市川市、木更津市、柏市、松戸市では、商業施設に窓口が設置されております。別に市役所ありきの考えではない自治体も多くございます。佐倉市ではミレニアムセンター、印西市では地域交流館、我孫子市ではけやきプラザにそれぞれ窓口が設置されております。やる気の問題ではないかと思ってしまうのですが、市役所以外の施設を窓口にするという検討すらされてこなかったのでしょうか、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  旅券事務の窓口の設置でございますけれども、例えば今坂本委員おっしゃいました商業施設であるとかそういったところの検討につきましては、現在のところ考えていない。この理由といたしましては、壇上でもご答弁させていただきましたが、市役所とまた別の施設でその事務をやるということになりますと、人員の確保とかそういった問題が、市役所の窓口でやるよりも単独で権限移譲事務の窓口を開くということになりますと、人員の確保等の問題もございますので、私どもといたしましては窓口を開くのであれば市役所でやりたいというような形で考えているところでございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 それは、四街道市の都合ですよね。他市も同じような状況にあったのではないですか。だから、やる気の問題ではないかなと思うのです。以前は、印旛地域振興事務所に旅券窓口がありましたが、これは四街道市からも近くて非常に便利だったのですけれども、令和元年で窓口業務を終了しております。部長、市民サービスの向上が行政の役割ではないかと思われますが、部長はいかがお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  坂本議員仰せのとおり、市民サービスを第一に考えるというのは行政の基本となる考え方だと考えております。四街道市の場合、近くに今まで四街道市民の方が旅券事務を行っていた一番多いところが県の旅券事務所、千葉駅のセンシティのところだと思いますけれども、他の印旛管内の地域と比べますと、そういった場所に非常に近いという四街道市は利点もございますので、現在千葉市につきましては、まだ権限移譲を受けていないという状況もございますので、県の状況とか千葉市の動向、こういったものを注視しながら総合的に考えてまいりたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 平成30年ですよね、ほとんど印旛管内の自治体がほぼ、成田市は早かったのですけれども、移譲したのですけれども、そのときに庁舎の建設の話があったから、こうも前向きに検討しなかったということで、もちろん人員の確保もありますが、それでよろしいですか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  議員仰せのとおり、新しい庁舎の建設に合わせてということで考えていたことは事実でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 ありがとうございました。  次に移ります。次、⑥ですが、交通安全に対する警察への市としての要望状況はどうなっていますでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  交通安全に対します警察への要望状況でございますけれども、横断歩道や一時停止の路面標示、こちらの再塗装の修繕要望は、その都度要望しておる状況でございます。また、信号機や横断歩道の新設、この場合には毎年、年2回まとめて要望させていただいておるところでございまして、改善に至っていない案件につきましては、既要望分として再要望をしている状況でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 以前から言っている千代田団地で事故のあった交差点、コメリ前の交差点など、市としても要望活動は続けていただいていると思います。  また、先週の木曜日の朝ですが、南小学校の児童があわや車にはねられるという事態がありました。幸いにも車は児童の寸前で急停車したそうです。このもんじろう坂下の交差点についても、以前から危険な通学路だとして信号機の設置を要望してきました。この物井1号線は、速度規制もなく、スピードを出す車両が多く見られます。今お話ししました信号機の設置と速度規制についても警察へ粘り強く要望していただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  坂本議員がおっしゃるもんじろう坂の下のところにつきましては、既に要望はさせていただいているところではございますけれども、現在のところ設置に至っていないという状況でございますので、引き続き粘り強く要望をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 もし児童がはねられていたらと思うと、本当によかったなと思うのですけれども、それで事故が起こってからまた対応するではないですか。だから、早め早めの対応をお願いしますと。千代田団地もそうです。以前から言って、死亡事故が発生したわけではないですか。もちろん市も動いてくれていますけれども、もっと粘り強く要望していただきますようお願いします。  続きまして、もねの里2丁目、6丁目が学区編成になって、今八木原小に通っているのですけれども、どうしてもウエルシアの前しか横断歩道がなくて、大人も子供もみんな横切ってしまうのです。本当に危ないのを何回も見ているので、もちろん警察には要望していただいていると思うのですけれども、いま一度、歯医者さんの前とかも交差点もすごいのです。やっぱり警察と一緒に合同で、いま一度朝の時間、夕方の時間とか、直接現場に足を運んでちょっと見てほしいと思います。よろしくお願いします。  続きまして、3項目めに移ります。子供たちの明るい未来のためにですが、今まさしく総務部としては教育委員会の所管のことも警察へ要望していただいているのですけれども、今年度既に通学路の安全対策を実施している、補正予算でも上がりましたが、今後予定をしている通学路の安全対策の箇所数と工事内容を教えてください。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  既に87か所、危険箇所というところがございまして、その中で既に10か所はいろいろ対応していただいたところでございます。また、そのほかにも来年度に持ち越しというところも数か所ございまして、一部は今年度中に大体45か所、来年度以降に32か所ということで、あと学校対応が16か所、87か所の危険箇所があるわけでございますけれども、実際にはその中に何個か、複数あるということで、合計的にはもっと多い数字だということになってございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 来年度に向けて、安全対策に国からの補助金も増額されることが予測されておりますが、財政課への予算要望の状況はどうなっているのでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  そちらにつきましては、ハード面であるとかそういう形になろうかと思いますので、関係部署のほうにお願いしているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 交通安全に対する強い意識が大切だと思いますが、子供たちへの交通安全教育の現況はどうなっていますでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  交通安全に関する指導につきましては、全ての小学校で横断歩道の渡り方や自転車の乗り方を学習する交通安全教室を実施するとともに、日常の学級活動や教科、領域での指導、全校集会等で継続的に安全指導を行っております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 安全対策については、予算の範囲なども十分理解できますが、悲しい事故が発生しないためにも子供たちのためによろしくお願いします。  続きまして、②に移ります。生徒数の増加により、今議会の補正予算でも小中学校の備品購入費が計上されておりますが、当初予算で対応できなかったのはなぜなのでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えします。  今回要望させていただいたものにつきましては、来年度以降増加する見込みがございますことから、それに対応するために今回の議会で予算要望させてもらったものでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 今後増加が見込まれる小学校はどのくらいあるのでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  小学校につきましては2校ございまして、南小学校、和良比小学校となってございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 これ現在も南小学校は教室、4教室ですか、増やす工事していますけれども、これは本当見通しが甘いとしか言いようがないのですけれども、南小の児童数のピークは一体何年なのですか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  令和元年度及び今年度も推計等を行っているわけでございますが、大体南小は令和7年から8年程度のときにピークを迎えるのではないかというふうに推測してございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 まだもねの里5丁目もこれから家建ちますし、南小の建設予定地だった新昭和も、まだ第1子の子が多いのです。まだ入学していないご家庭もあるので、やっぱりしっかりとそれ推移。また、あの狭い敷地に今度、この後もやりますけれども、こどもルームを建設されて、もうどうなってしまうのかなと思うのですけれども、だから先を見通して何でも計画を立ててほしいのです。何かありました、では補正予算ですではなくて、もうちょっとその辺の地域の実情を鑑みて取り組んでほしいと思います。  次に移ります。次、③ですが、委託については委員会傍聴したので分かりました。まず、こどもルームについてなのです。これに伴い、様々な方たちに影響があったと思いますが、どのように責任を感じていらっしゃいますでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  これまで、本年度まで社会福祉協議会のほうで運営していたわけですけれども、それが民間になるということで、運営事業者が替わるというところで、利用保護者とか皆さんに多大な不安等をおかけしたのではないかと考えております。  民間事業者、今回選ばせていただきましたけれども、それぞれ他の自治体で運営実績、十分あるところでございますので、当然ですけれども、私どもも事業者と連携をしながら、子供たち、安全、楽しくルームのほうに通えるよう努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 私の説明不足で申し訳ございません。南小の建設についてなのですけれども、地権者の方、地元自治会、そして何よりも毎日丁寧に大切に農作業されていた方たち、子供たちのためならと特に文句も言わずに理解をしていただきましたが、内心はなれ親しんだ畑を手放さなければならないのです。その気持ち、部長にはお分かりでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 大変申し訳ございませんでした。確かに今まであそこで土に親しんでいろいろな野菜を作られた方に対しては、大変申し訳ない気持ちはございますけれども、ただやはり子供たちの通うこどもルームのため、こどもルームがそこに建つわけではございませんけれども、こどもルーム建設に伴う、そちら教員、先生方の駐車場用地という形になりますけれども、そういう面で子供たちのために活用させていただきたいと考えておりますので、有効に今後のこどもルームの運営についても十分しっかりとやってまいりたいと考えております。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 いつも後手後手で非常に残念なのですけれども、建物についてなのですけれども、当時南小のこどもルームが建設されたときと同時期に四和小のこどもルームも建設されました。事業者は違ったのですけれども、南小は豪華な造りの建物、片や四和小はプレハブのような造り。放課後の数時間の利用ですので、必要最低限の建物でいいと思うのですけれども、あまり差を。和良比小もやっていますよね。南小には行かれたと思うのですけれども、立派な木を使って。私あの当時1期目で、何か言ったことありますけれども、明らかに差があるので。放課後数時間しか使わないので、その辺ちょっと配慮していただきたいのです、設計のときも。ちゃんとそれも、委託も話しして、必要最低限で、もしかしたらまた増設しなくてはいけないかもしれませんので、その辺ちょっといかがでしょうか。それ配慮してほしいのです。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  南小のこどもルームにつきましては、来年度の当初予算で私ども一応予算要望をさせていただき、4年度中の整備工事を行いまして、令和5年4月から開所を目指しているところでございますけれども、その施設につきましては、現在考えておりますのは、最近造っております和良比の、あそこはたまたま二階建てですけれども、その前に造りました大日とかそのような形での、今後もまた増築とかいろいろなる場合もございますので、できましたら軽量鉄骨等のそのような形で造ってまいりたいという形で予算要望してまいりたいと考えております。  以上でございます。
    成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 それと、ただでさえ狭い南小学校ですので、学校側との協議を進めながら、教育委員会も交えて検討していただけたらと思います。よろしくお願いします。  続きまして、4項目めの③に移ります。総合公園野球場なのですけれども、近隣他市は土日でも少年野球で多く使用している自治体があるのですけれども、他市の利用状況について調査研究等をされたことはございますでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  他市の状況については、状況をちょっと把握していないところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 四街道市は、子育て日本一のまちですから、もっと積極的に土日使えるようにしたほうがいいと思います。八街市、酒々井町、印西市、土日は少年野球の大会があるのです。何か四街道市だけ大人の専用みたいになっているので、だから四街道市は3チームしか少年野球チームがなくなってしまうのです。その辺もさっきもいろいろと言いましたけれども、そういった子供が利用しやすい環境づくりですか、多目的広場も、運動広場もそうですけれども、中央公園野球場もそうですよね。野球だけではなく様々なスポーツ、もうちょっと子供に優しいまちづくりにしてほしいな、口だけではない、子育て日本一と市長は言っていますけれども、真の子育て日本一、本当にこれを目指してほしいと思います。私も協力しますので、よろしくお願いします。  続きまして、5項目めの都市環境問題についてに移ります。まず①ですが、これは7月に熱海で発生した土石流災害を受けて、国交省が全国の盛土の総点検を実施しましたが、この吉岡地区は点検の対象にはならなかったのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答えいたします。  県のほうから様々な市内の盛土の危険箇所ということで、そういったような危険のある場所があればということで照会の文が来ておりますので、吉岡のところも、次期用地の部分についても対象といいますか、上げて、今県のほうに点検をしていただいているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 では、現在県が調査に入っているということですか。  それで、熱海ではまさに人災とも言える災害であり、ニュースを見たときに真っ先に吉岡の残土埋立地が頭をよぎったのですが、部長も同様にお感じになられなかったでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  確かにあの熱海の件を見て、次期用地のほうは大丈夫かなといいますか、というような気持ちにはなりました。ただ、平成27年に施設を建設するための地盤の強度等を調べるためのボーリング調査は行っておりまして、のり面の部分についても1か所やってございますので、そこの部分については検証はしてあるというところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 吉岡だって何が埋められているか分かりませんよね。熱海の現場でも申請を超える量の土が搬入されて、業者は行政指導に応じず、県警が捜査をしているようですが、四街道市でも何か似たような状況なのですけれども、先ほどのご答弁で事実確認を今いろいろと市のほうでやられているということなのですけれども、その調査内容というのは議会に報告はしていただけないでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  今メインでやっておりますのが、砕石混じり層の部分に本当に申請時に添付してあった書類に基づいた砕石が搬入されているかというところを調査しておりますので、詳細が明らかになったところで中間報告等はさせていただきたいと思います。ただ、その結果をもって県の水質保全課とその砕石がどのように調査をしていいかというところを確認といいますか、確定するための調査ということで現在行っているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 次に、市が主張していた現場パトロールについてですが、いま一度伺いますが、どのくらいの頻度で現場に行かれていましたか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  こちらは、従前からご答弁申し上げておりますとおり、くぼ地解消工事については週二、三回ということで捉えております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 関野氏の証人尋問では、市のパトロールについては今初めて知ったとの証言がありましたけれども、これどちらかは、ではうそをついているということだと思うのですけれども、世間一般の公共事業というのは施工管理から現場体制など非常に厳しい基準があると思うのですが、どのようなチェック体制が図られていたのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  今回のくぼ地解消工事につきましては、この埋め立てるという部分、行為に対して、下野商事にその管理等を委託といいますか、やってもらうような形でやっておりましたので、市といたしましては書類によるチェックと、あと先ほど申し上げましたパトロールにつきましては、何か現場に下りていって詳細な強度調査とか、そういうことを随時やったというわけではなく、外側から見たり、入り口等から確認して、異常があったかどうかの確認を行ったというふうに確認しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 それが本当に公共事業と言えるのですか、部長。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  当時それで問題ないというふうに考えていたというふうに捉えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 それならば、頻繁にパトロールをしていたなら、なぜ過剰な土砂の搬入に気づかなかったのですか。見ていたのですよね。すぐ気づくではないですか。教えてくださいよ。何もやっていないからですよね。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  いっときといいますか、山になった部分は、時期といいますか、そういった時期があったわけでございますけれども、そこの部分についてはいろいろな、下野側にさらに敷きならしていくとか、そういうことで解消されるという認識があったと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 いずれにせよ、市はずさんな管理体制だったということです。そこは認めるべきだと思いますが、いかがですか、部長。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 現在のような状況に至ってしまったということについて、リスク管理という観点から真摯には受け止めないといけないというふうには考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 そんな丁寧な言葉では駄目です。関野氏の尋問では、このような証言もございました。市との重要な会議のときには関野氏は外されたと。なぜ関野氏は外されなければならなかったのでしょうか。やはり市と大谷事務所とで相当な癒着関係がつくられていたのではないかと思うのですけれども。また最初から適用除外になると言われて事業を進めてきたとも証言されていますが、この発言が事実とするならば、初めからシナリオはできていたのではないでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) この「初めから」の「初め」がどこかというところは問題になるかと思うのですけれども、下野商事から土地交換をしたいという願い書が出てきて、市のほうで回答をするわけですけれども、その回答の中に本事業は市が主体になるというところで、そこの意思を決定したところで、公共事業については適用除外という、残土条例にございますので、そこのところである程度の方向性は条例に従い定まっていったというふうには考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 部長、子供でも分かるのです。正義は最後勝つのです、必ず。本当にちゃんとした答弁をしてください。  そして、関野氏は廃棄物対策課の指示で施工計画書を後づけで作成したとまで証言されていますが、これは事実なのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  関野さんとも何回か市のほうでもやり取りはしておりますけれども、当初くぼ地解消工事の契約と適用除外をするまでに書類等は作成していたと、図面等は作成しておりましたので、その書類を添付して適用除外をしたわけでございます。それで、その後残土条例上の適用除外では、いわゆる単語としての施工計画書というのは必要でなく、適用除外の添付書類というのがあるわけですけれども、それを後で、体裁を整える形で施工計画書というふうにしておりますので、適用除外のとき、工事のある程度スタートのときには添付書類はそろっていたけれども、その後の図面の差し替え等を行ったことによって、いわゆる施工計画書と今言われているものは、若干後づけといいますか、差し替える形で後づけになったのは事実でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 差し替えたということで、今重要な証言が出ましたけれども、いずれにせよ百条委員会での証言が正しいとするならば、今までの市の答弁には信頼性がありません。いま一度伺いますが、なぜ刑事告発をされないのですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  刑事告発には、いつ、誰が、どの時点でその汚染土を入れたかという証明が必要でございまして、そちらが現在そろわないというところがございます。あそこの用地全体に汚染土が埋められているのは事実でございますけれども、どこのポイントに誰が、いつ、どれぐらい入れたかというのは市のほうで把握ができておりません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 では、何のための発生元証明があるのですか。市として何か後ろめたいことがあるからなのでしょうか。市には責任がなく、業者が全て独断でやってきたと胸を張って言えますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 先ほど申し上げましたけれども、リスク管理の面で真摯に受け止めなければならない部分はございます。そしてまた、今裁判で係争中でございますので、どこの部分のどれが市に責任があったかというのは、うちのほうから、裁判中でございますので、今この時点で申し上げるのは差し控えさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 リスクの管理と言われますけれども、調査費用だって地域振興策だって、みんな市民の税金ではないですか。被害を受けているのは市民ではないですか。だから、丁寧に説明してくださいよ、市民に。集会でも開いてやったらいいではないですか、ごみ処理の流れと。市民に納得してもらえば、では調査費用、協力しようとか、市がそこまで言うなら、では市は悪くないのだね、一回やったらいいではないですか。市民がどう考えているか知っていますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 市民の皆様からいろいろなご批判等があることは承知してございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 以上で坂本弘毅さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時46分    再開 午後 3時05分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 引き続き一般質問を行います。  4番、田中徳彦さん。    〔田中徳彦議員登壇〕 ◆田中徳彦議員 議席番号4番、会派公明党、田中徳彦です。通告に従いまして一般質問いたします。  1、新型コロナウイルスの感染症対策状況について。「新型コロナ第6波“12月から再拡大”AIが予測 警戒呼びかけ」。新型コロナウイルスの今後の感染状況について、内閣官房の「COVID―19 AI・シミュレーションプロジェクト」に参加する名古屋工業大学の平田晃正教授は、人工知能イコールAIによる分析の結果、12月から再拡大し、2022年1月中旬ごろに第6波のピークを迎えると予測し、警戒を呼びかけています。  平田教授によりますと、人の流れや気象条件やワクチンの接種状況などの様々な条件を組み合わせてAIで分析、予測したところ、12月になるとワクチンの効果が薄れ、年末の飲食の機会が増えることから、新型コロナウイルスの感染者が再拡大し、感染第6波が来ると予測されるということです。第6波のピークは、2022年1月中旬ごろになる見通しですが、ワクチンの接種が進んだことで、第5波よりも小さい規模になる可能性が高いと予測されているということです。  平田教授は、「第5波については、感染者数が多くなることも、ワクチンの効果で9月で急減することも予測できていた。これからの季節は忘年会などで、ふだん関わらない人と接する機会が増えるので、来年1月に第6波のピークが来る。その山をできるだけ小さくするためには、引き続き感染対策を徹底することが極めて重要だ。また、3回目のワクチン接種をすることで、新規の陽性者が急増するのを防ぐことができる」と警戒を呼びかけています。  ここで質問いたします。①、新型コロナウイルスワクチン接種について、2回目の接種はいつまでで終了となるのか伺う。また、1回目接種後、2回目を接種し忘れた方については、どうフォローしているのか伺います。  2、四街道市空家等対策計画について。近年、少子高齢化や社会経済情勢等の変化により、適切に管理されずに老朽化した空き家等が増加し、倒壊、犯罪、火災等の危険性や周辺住民の生活環境への悪影響が全国的な課題となっております。本市においても、今後の人口減少や少子高齢化の進行に伴い、空き家等の一層の増加が見込まれます。建築物やその敷地等は、所有者等が自ら適切に維持管理すべきものですが、管理されない空き家の相談が増加していることに加え、相談内容も複雑化してきています。  ここで質問いたします。①、市内の空き家が増加しているようだが、発生要因について伺う。  ②、令和3年11月末現在で空き家と判断した建築物は何棟か伺う。また、空き家等と判断した建築物のうち、住宅の種類別での棟数及び割合を伺う。  3、各小中学校でのいじめ、子供虐待、DVについて。  ①、虐待を受けている児童や配偶者から暴力を受けている方の早期発見及び適切な支援に取り組んでいると思うが、過去3年間での市への報告件数はそれぞれ何件か伺う。  ②、いじめを見逃さない学校づくりとして対応していることは何か伺う。  4、デジタル手続法について。  ①、令和元年にデジタル手続法が制定され、ICTを活用し、行政手続の利便性の向上や行政運営の簡素化、効率化に取り組んでいると思うが、オンライン化の進捗状況を伺う。  5、市の水道水について。  ①、市の水道事業の給水について、利根川水系を水源とする印旛広域水道から受水している水道水と市内の深井戸からの原水とする水道水を混合して供給しているが、今後の供給について変わりがないのか伺う。  ②、令和2年度及び令和3年度の建設改良工事について、老朽管の更新を実施した場所はどこか伺う。  6、動物、ペットについて。近年、動物虐待に関する事件は増加傾向にあります。このため、動物虐待に対する罰則強化や犬猫へのマイクロチップの装着義務化などを盛り込んだ改正動物愛護管理法が今年6月に施行されました。環境省は、9月24日、ペットの犬や猫に飼い主の情報を記録したマイクロチップの装着を義務づけるのに伴い、同省の指定機関の日本獣医師会に飼い主が納める必要がある情報登録手数料の金額を発表した。インターネットで申請する場合は300円、書類申請の場合は1,000円とする。情報登録は、ペットの遺棄や行方不明を防ぐのが狙い。ペット業者、規制強化、生後56日以下の犬猫販売を禁止とした。  マイクロチップは、直径2ミリ、長さは8から12ミリの円筒形、固有の15桁の番号を記録し、注射で犬や猫の体に埋め込む。専用の機器をかざして番号を読み取ると、飼い主の名前や連絡先が分かる。飼い主情報の登録やマイクロチップの装着は、改正動物愛護法に基づき、2022年6月からペットショップやブリーダーに義務づけられる。犬や猫を購入した飼い主も情報変更の届出、登録が必要。既に飼っている人については、装着と登録が努力義務となる。  ここで質問いたします。①、現在の犬の登録数と狂犬病予防注射の実施状況を伺う。  ②、道路や公園でふんを回収しないという趣旨の苦情は、過去3年間でそれぞれ何件あったか伺う。  以上、壇上からの質問といたします。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 田中徳彦さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、佐渡斉さん。    〔市長 佐渡 斉登壇〕 ◎市長(佐渡斉) 私からは、第1項目、新型コロナウイルスの感染症対策状況及び第2項目、四街道市空家等対策計画についてお答えいたします。  初めに、第1項目、新型コロナワクチン接種の2回目の接種はいつまでで終了となるかでございますが、このコロナウイルスワクチンの接種期間は来年の9月末までとされており、国は希望する対象者への一、二回目の接種を来年1月までに完了するよう呼びかけておりますが、体調を崩していた方、これから12歳となり対象に加わる方など、接種期間中は一定程度の一、二回目接種は実施されていくものと考えております。  また、2回目の接種をし忘れた方へのフォローでございますが、接種をお忘れなのか、体調不良など何らかの事情があって接種をできていないのか、判断できない面もございますので、市ホームページで一、二回目を希望する方へのご案内を行う一方、市民の方からご相談があったときには可能な範囲で対応させていただいておるところでございます。  続きまして、第2項目の1点目、市内の空き家が増加しているようだが、発生要因についてというご質問でございますが、市内の空き家の件数は現在のところ減少傾向にございますが、新規の空き家の情報提供は寄せられております。空き家の発生要因につきましては、少子高齢化、転出者の地元回帰率減少などの社会的な背景や、世帯分離や相続人の不在、撤去に係る多額な費用など様々な要因があると考えられます。  続きまして、2点目、令和3年11月末現在、空き家と判断した建築物のうち、住宅の種類別での棟数及び割合についてでございますが、空き家と判断した棟数及び割合は、令和3年10月末現在、271棟の空き家があり、割合としては住宅が246棟で90.8%。併用住宅が7棟で2.6%、長屋住宅が15棟で5.5%、その他店舗、事務所などでございますが、その他3棟で1.1%となっております。  私からは以上でございます。他のご質問につきましては、教育長をはじめ担当部長よりご答弁をいたさせます。どうぞよろしくお願いします。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第3項目、2点目、いじめを見逃さない学校づくりとして対応していることについてお答えいたします。  市内小中学校においては、学校いじめ防止基本方針を策定し、校内のいじめ対策組織を中心に、いじめに関するアンケートの実施や教育相談週間の開設、いじめ防止に関する校内研修会の実施等に取り組んでいます。また、日常的に児童生徒の言動に注意を払い、いじめの未然防止、早期発見、早期対応に努めております。  市教育委員会では、教育サポート室と青少年育成センターが連携し、相談フリーダイヤル及び相談専用電話を設置して相談を実施しております。また、毎年11月11日から1か月間、学校、家庭、地域で連携し、いじめ撲滅キャンペーンを実施しております。具体的な取組として、全ての小中学校は校長等による全校児童生徒に対してのいじめ撲滅についての講話を実施しております。そのほかにも各学校の実態に応じた活動として、標語づくりや児童生徒会活動等を実施しております。また、市教育委員会として第二庁舎外壁に懸垂幕を掲示し、市民に対して啓発活動も実施しております。さらには、夏季休業前には家庭向け啓発リーフレットを、夏季休業明けには教育長メッセージを保護者と児童生徒に配付するなどして、いじめを見逃さない学校づくりをしております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第3項目、各小中学校でのいじめ、子供虐待、DVについての1点目、過去3年間での市への報告件数についてお答えいたします。  市民、児童相談所及び警察などから通告のあった児童虐待受付件数は、令和2年度は309件、令和元年度は236件、平成30年度は215件となっております。また、DV相談は、令和2年度は25件、令和元年度は48件、平成30年度は28件となっております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。    〔経営企画部長 石渡省己登壇〕 ◎経営企画部長(石渡省己) 私からは、第4項目、デジタル手続法についてお答えいたします。  令和元年に施行されたデジタル手続法では、デジタル技術を活用し、行政手続等の利便性の向上や行政運営の簡素化、効率化を図るため、行政のデジタル化に関する基本原則及び行政手続の原則オンライン化のために必要な事項等が定められています。  本市におきましても、第10次四街道市情報化推進計画において、行政手続のオンライン化に向け、優先的にオンライン化を推進すべき手続として、研修、講習、各種イベント等の申込み、粗大ごみ収集の申込み、犬の登録申請などの10項目及び保育施設等の利用申込み、要介護・要支援認定の申請、被保険者証の再交付申請などのマイナポータルを活用した17項目があり、オンライン化の実施に向け、取り組んでいるところです。  また、今年度オンライン授業の増加に伴い、必要となるパソコンやタブレット端末を購入した学生に対し、購入費用の一部を補助するオンライン学習PC購入支援事業において、補助金交付申請をオンラインで申請できるようにし、10月末現在、166件の申請のうち114件のオンライン申請がありました。今後も引き続き市民の利便性向上につながるよう、行政手続のオンライン化を進めてまいります。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。    〔上下水道部長 外谷茂行登壇〕 ◎上下水道部長(外谷茂行) 私からは、第5項目、市の水道水についてお答えいたします。  初めに、1点目、市の給水は印旛広域水道からの受水と井戸からの原水を混合して供給しているが、今後の供給について変わりがないのかでございますが、令和2年度の給水実績では1日当たりの平均給水量2万5,915立方メートルに対し、印旛広域水道からの受水量は日平均2,538立方メートルで、地下水を原水とする水量は日平均2万3,377立方メートルで、地下水の割合は約90%になります。  令和3年度は、コロナ禍における水需要の増加が見られたことから、これに対応するため印旛広域水道からの受水量を日量4,000立方メートルに増量して安定的な給水を確保しております。今後は、八ッ場ダムや霞ケ浦導水事業の完成により、地下水の水源である暫定井戸の削減が必要とされておりますことから、段階的に受水量が増加するものとなり、令和5年度には日量4,400立方メートル、令和6年度には日量6,850立方メートルと受水量が増加し、暫定井戸の全量削減を予定する令和12年度には日量1万3,400立方メートルの受水量となる見込みで、地下水割合は約48%になるものと想定しております。  次に、2点目、令和2年度及び令和3年度の老朽管の更新の状況でございますが、本市の水道事業ではこれまで整備した管路の老朽化が進み、本格的な更新や維持管理の時代を迎えており、ライフラインの強化を図る観点から老朽化した管路の更新を計画的に進めています。  令和2年度は、主に大日地区、旭ケ丘地区及びみそら地区を対象に工事を進めており、その他配水管の状況に応じ、四街道、栗山、和良比地区において配水管の更新を実施しました。また、基幹管路である導水管の更新として、第1浄水場系の導水管の一部を入れ替えております。  令和3年度につきましては、前年度同様、大日地区、旭ケ丘地区、みそら地区において引き続き配水管の更新を実施しており、基幹管路では第3浄水場系の導水管の入替えを現在実施しているところでございます。今後も管路の老朽化対策は、水道事業として重要な課題であることから、効率的な管路の更新及び管路の耐震化を着実に進めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第6項目、動物、ペットについての1点目及び2点目のご質問について順次お答えいたします。  初めに、1点目の現在の犬の登録数と狂犬病予防注射の実施状況でございますが、令和2年度における犬の登録件数といたしましては5,005頭で、そのうち3,225頭に対し、狂犬病予防注射済票を交付しており、接種率は64.4%でございました。なお、令和3年10月末時点での犬の登録件数といたしましては5,102頭で、そのうち3,146頭に対し、狂犬病予防注射済票を交付しており、接種率は61.7%となっております。  次に、2点目の道路や公園でふんを回収しないという趣旨の苦情は、過去3年間でそれぞれ何件あったかでございますが、環境政策課に寄せられる動物のふん害に関する苦情として、犬については家の周りや敷地内にふんをされるという内容で、平成30年度が43件、令和元年度が24件、令和2年度が68件でございました。また、猫については、野良猫への餌やりや飼い猫の屋外飼養に伴うふん害の内容が多く、平成30年度が12件、令和元年度が15件、令和2年度が15件でございました。なお、市といたしましては、引き続き市政だよりやホームページにより犬や猫の飼い方についての周知に努めるほか、飼い主が判明した場合には直接その方への指導を行うなどの対応に当たるものでございます。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ご答弁ありがとうございました。再質問をさせていただきます。  まず、新型コロナウイルス感染症対策の状況についてなのですけれども、別の10代及び20代の男性のワクチン接種のモデルナについてなのですけれども、10月15日付厚生労働省から、10代、20代の男性と保護者の人へ、新型コロナワクチン接種後の心筋炎、心膜炎についてお知らせがありまして、10代及び20代の男性については新型コロナウイルスに感染した場合に合併症として発症する心筋炎等の発生頻度よりは低いものの、ファイザー社ワクチンに比べてモデルナ社のワクチンの接種後に生ずる心筋炎等の発生頻度が高いことから、十分な情報提供の上、ファイザー社のワクチン接種を選択できるとの見解が示されました。10代及び20代の男性においてモデルナ社のワクチンを接種した方は何人か、また1回接種された人で2回目にファイザー社ワクチンの接種を希望された方は何名だったか伺います。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  10代及び20代男性でモデルナ社製のワクチンを接種した人は、11月末時点になりますけれども、1回目1,253名、2回目1,248名でございます。また、モデルナ社製のワクチンを1回接種した方のうち、2回目にファイザー社製のワクチンを希望した方ということですが、市のワクチン対策室にご相談のあった方は6名でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。3回目を接種した後、4回目というのは8か月後に接種する流れとなるのか、原則8か月後の予防接種となるのか伺います。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  現時点で国のほうから4回目以降の情報は示されておりません。今後国において海外の状況や効果等の知見を踏まえて方針が決められていくものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 3回目接種については、年齢や基礎疾患等による優先の接種区分はないということなのですけれども、予約がスムーズに取れて接種ができるようにお願いしたいと思います。  続いて、四街道市空家等対策計画についてなのですけれども、四街道市全体で空き家等で損傷度が大きい建物として何棟あるか伺います。また、この棟に対しての対応は取っているのか伺います。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  家屋の老朽化が進んでおります空き家につきましては1件でございます。是正されずにそのまま進展がないものでございます。その対応といたしましては、空き家につきましては所有者等が第一義的な責任を有しておりますことから、所有者等が適正な管理を行うという意識を持ってもらうことが重要であると考えております。そのため、通知を送っても返事の来ない空き家の所有者に対しまして、継続的に現況の写真を添えた文書を送付いたしまして、適正な管理を行うように粘り強く対応しているというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 1件ですか。1件、場所はどちらの地区になりますか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  物井地区でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。空き家では、ほとんど雑草が発生していると思うのですが、著しく悪影響を及ぼしていると判断された空き家等は何棟ありますか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  雑草等の繁茂により著しく悪影響を及ぼしていると思われる空き家につきましては2件でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 空き家での樹木が伸びて、隣の民家からの苦情件数は、今年度10月まででどれくらいあったのか伺います。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  草木の繁茂で住民からの苦情件数でございますが、重複しているものも含めまして、令和2年度につきましては22件、令和3年度10月末現在でございますが、48件となっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 民家の苦情が発生して、その空き家の持ち主の方へのお願いというのは、どういうふうに対応しているのでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  まず、所有者の必要となる情報等を確認いたします。それから、現地のほうに出向きまして現地調査を行いまして、所有者に、先ほどもご答弁いたしましたが、空き家の現状写真を添えた文書を送付いたします。それに基づきまして空き家の現状把握並びに適正な管理についてお願いをしております。これにつきましては、空き家になかなか来られないご高齢の方、また遠方に住んでいらっしゃる方に対しましても功を奏しているというところでございます。  以上でございます。
    成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。空き家がもたらす様々な諸問題の解決に当たっては、行政のみでの対応ではちょっと困難であるというところで、地域住民とか関係機関及び専門業者との連携をしているということで対応していると思うのですけれども、地域住民の苦情についてはスピード感を持って対応していただきたいと思います。  次、各小中学校でのいじめ、子供虐待、DVについてなのですけれども、まず四街道市児童及び配偶者等に対する暴力防止対策地域協議会の取組についてお伺いいたします。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  虐待通告のあった場合には、まず速やかに虐待を受けているとされる児童の安全を確保した上で、協議会の構成機関である学校、保育所や健康増進課などから生活の状況や健康診断の受診状況など児童に関する情報を収集します。支援は、虐待者の指導を中心に行いますけれども、それでも児童の安全が確保できないような場面では児童相談所に送致することとなります。通告後の支援につきましては、協議会で月に1度開催しているケース検討会議におきまして、健康増進課の保健師、教育委員会の指導主事、児童相談所や警察といった関係機関の担当者を集め、支援の方向性を定め、連携を図りながら対応を進めているところでございます。  また、DV対応につきましても本協議会での連携の下支援を進めておりますけれども、DVの被害者は加害者からの報復を恐れて内緒で相談に来られる方が多いことから、DV相談があった際には支援は加害者への指導ではなく、被害者のほうが安定した生活を送ることができる施設を紹介したりとか、被害者自身の身を守る方法について助言するといった被害者救済の視点が中心となります。なお、被害者が危険を感じ、保護を求めてきたときなどには、主に警察、または県の女性サポートセンターと協力しながら、必要な支援を進めているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。  あと、スクールソーシャルワーカーが過去3年間で398件の相談を受けているのですが、どういった項目で分類されていて、対応が取られているのか伺います。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  スクールソーシャルワーカーの相談内容の項目につきましては、いじめ、不登校、行き渋り、進路、学校生活、交友関係、家族関係などで分類をしております。また、対応については、相談者の悩みに寄り添い話を聞き、必要に応じ相談者の合意を得た上で関係機関につないでおります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 あと、昨年度児童生徒に関する市内相談窓口に連絡があった相談件数は延べ676件でありましたが、こちらの相談内容についてはどういった項目で分類されているのでしょうか。また、対応が取られているのか伺います。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  市内児童生徒に関する相談内容の項目は、いじめ、不登校、いじめを除く友人関係、教職員との関係、学業と進路、家庭に関する内容で分類をしております。市教育委員会では、丁寧に相談者からの話を聞き、相談内容、相談者の状況に合わせ、学校、関係機関と連携し、丁寧な対応をしてございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 今現在、各小中学校で児童生徒によるいじめ件数は何件でしょうか。また、過去3年間の経緯を伺います。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  10月末現在のいじめの認知件数は、小学校39件、中学校29件、合計68件のいじめが認知されています。過去3年間の経緯は、平成30年度、小中学校合計で109件、令和元年度、小中学校合計で132件、令和2年度、小中学校合計で85件となっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 今聞いた話ですけれども、令和2年度、件数的には減っていますよね。何か、今まで相談というか、そういったことの取組の成果ということでよろしいでしょうか。件数が減っているという取組です。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  令和元年度から令和2年度に減っている原因でございますが、こちらにつきましては新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、ソーシャルディスタンス等の徹底が図られたことによりまして、児童生徒の接触そのものが減少したことが要因だというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 あと、第3次四街道市男女共同参画推進計画では、DVが人権侵害であると認識する人の割合の目標値を100%に限りなく近づけると設定されているが、結果はどうだったか伺います。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  市内に居住する満18歳以上の男女を対象とした四街道市男女共同参画市民意識調査におきまして、DVが人権侵害であると認識する人の割合ですけれども、平成24年度に53.4%であったものが、令和2年度では100%に限りなく近づけるという目標に対しまして、70%という結果となりました。  本目標は、第3次四街道市男女共同参画推進計画における取組内容であるDV防止に関する広報、啓発として、毎年11月に設定される女性に対する暴力をなくす運動の期間中に市内の小中学校、幼稚園、保育所、医療機関、また商業施設等にDV防止に係る啓発チラシを配布することで達成を目指してきたところであり、今後も多くの人から認識が得られるよう、取組を継続してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。70%ですか。  ちょっと情報としてなのですけれども、コロナ禍で臨時休校の影響かということで、2020年度の県内の国公私立の小中学校、特別支援学校が把握した児童生徒のいじめは、過去最多だった前年度1万2,011件減の4万839件だったことが文部科学省の調査で分かったと。新型コロナ感染拡大による臨時休校で児童生徒の接触が減ったことが要因と見られる。都道府県別では、大阪、東京に次ぐ3番目、千葉県は3番目の多さだった。一方、自殺者は6人増の19人、不登校は小中学校で増えており、県教育委員会はコロナ禍による不安やストレスの増大などが影響したと分析しています。  県内の全体のいじめ把握件数は、小学校で3万4,563件、中学校で5,265件、特別支援学校で246件で、いずれも減少したと。このうち県教育委員会は、公立学校分を分析、いじめの内容は先ほどありましたが、こちらでは冷やかしとかからかい、悪口などが各校種とも最多で、4割から6割を占めた。高校では、パソコンや携帯電話などの誹謗中傷が多く、小中学校でも増加傾向にあると。  県教育委員会は、臨時休校で一人で過ごす時間が増え、スマートフォンに触れる時間が増加したことが一因と分析している。心身への危害や長期欠席を招く重大事態は9件減の30件、小学校13件、中学校11件、高校5件、特別支援学校1件だった。このうち生命や心身、財産を脅かすものは6件増の20件、長期欠席を起こした事案は14件減の16件で、6件は両方だったと。いじめを受けた児童生徒の1.7%が誰にも相談していないと回答。年々減少しているが、県教育委員会は決して少ない数字ではないとしており、SNSを活用した相談窓口の開設日を増やすなどして、いじめの把握に努めています。このほか不登校(私立も含む)は、小学校が337人増の2,700人、中学校が12人増の5,321人だった。年度をまたぐ長期休校で進級、進学の時期がずれ込み、不安やストレスのたまる時期が長引いたことが影響したと見られる。高校は907人減の1,938人だった。いじめの有無に関わらない自殺者、公立高校は19人、小学校1人、中学校7人、高校11人だった。県教育委員会は自殺の要因を明らかにはしていないが、臨時休校明けの6月や夏休み明けの8月、多くの行事が中止になった11月に発生が多かったといいます。新型コロナウイルス感染への不安などを理由に30日以上登校しなかった小中学校生は、公立校で1,328人いました。県教育委員会は、今年9月から県内の公立小学校にスクールカウンセラーを配備するなどして対応を強化、児童生徒課の担当は引き続きいじめの予兆を見逃さず、いじめの芽をしっかりと認知するように各校に呼びかけていくとしています。市の教育委員会においてもいろいろ取り組んでいると思いますが、同様にお願いしたいと思います。  続いて、市の水道水についてなのですけれども、市内の水道水の水質検査は何か所で行っており、その水質検査の実施状況と結果を伺います。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  市では、水道をご利用いただいている皆様にお届けする水道水の安全性を確認するため、水道法に基づき定期的に水質検査を実施しているところでございます。  実施箇所でございますが、市内にあります3浄水場で浄水加工した水の検査を行うとともに、各浄水場から離れた管末の地点におきましても水道水としての基準が満たされているかの確認を行っております。  実施状況につきましては、項目ごとに検査の頻度を設定し、年4回の検査を基本としまして、水質基準のうち基本項目とされるものにつきましては毎月の検査を実施しております。  検査の結果につきましては、全ての項目で水質基準に適合したものとなっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 水道水の検査の種類は何種類あって、項目は何項目あるのか伺います。また、過去においての基準値をオーバーしたことがあるのかを伺います。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えをいたします。  水道によって供給される水が備えなければならない水質上の要件がございます。この要件は、水道法により水質基準として規定されておりまして、その具体的事項については水質基準に関する省令、こちらに51種類の検査項目の基準が定められております。水道水は、この水質基準に適合するものでなければならず、水道事業者に検査の義務が課せられております。なお、過去の水質検査において、水道水がこれらの基準値を超過したことはございません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。  水道事業として令和5年度、6年度は赤字になると出ておりますが、対策として水道料金の値上げしかないのか伺います。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  本年3月に策定しました水道事業の経営戦略、こちらにおきまして、水道事業の現状、また将来の見通しを踏まえますと、現行の料金体系では安定した経営が困難であり、適切な料金水準の見直しが必要であるとの見解を示させていただきました。  今後の施設の老朽化対策、また管路の計画的な更新を着実に進めるためには多額の費用を要することから、事業者の経営努力だけではこのような厳しい状況に適切に対応することができないものと現時点では判断しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 四街道市の上下水道事業のビジョンの中で、四街道市の水道事業は昭和37年に給水を開始しており、施設の老朽化への対応など水道サービスの維持には多額の経費が見込まれます。この中に、水道サービスについてどのように取り組むべきかという質問で、市民の回答で一番多かったのが66.5%で、多少水道料金を値上げして、可能な範囲で対策をしてほしいということもありますので、引き続きというか、事業として取り組んでいただきたいなというふうに思います。  続いて、市の水道施設の老朽化は確実に進んでおり、特に管路については更新事業が老朽化に追いついていない状況にもあります。市内の宅地開発等の時期を踏まえると、今後もその状況は長く続くと見込まれますが、対策は取っているのか伺います。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  市内には令和2年度末現在で約470キロメートルの水道管路が布設されてございます。管路の老朽化につきましては、やはりここ数年進んでいる状況で、法定耐用年数とされております40年を超えた管路の比率は約19%となっております。  老朽化の対策としましては、このような膨大な管路を効果的に更新するため、厚生労働省より示されたアセットマネジメントの考え、こちらを取り入れながら、法定耐用年数に限らず管路の材質や地盤等を踏まえた布設後の状況、また管路の重要度等、それらを考慮し、より効果的な更新を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。  送水管及び関連施設の新設(第2浄水場から第1浄水場へ)についてお伺いします。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  こちらの送水管の布設目的でございますが、本市が保有する全ての暫定井戸が削減され、地下水の取水能力が減少した場合においても、安定した水源を確保するため、現在受水施設のない第1浄水場に第2浄水場から送水管を布設しまして受水を受けることで、今後の水需要に対する柔軟な対応が可能になるものと考えます。  また、第1浄水場は市内の中心地に位置しておりまして、災害時等においてもその役割を果たすためには、この受水により現在の配水能力を維持することが重要であるものと考えます。なお、送水管の関連施設ですが、これは送水管を機能させるためのポンプ設備、これらを想定したものでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。  あと、第1、第2、第3浄水場における混合井の新設について伺います。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えをいたします。  こちらの混合井の新設につきましては、暫定井戸の削減に伴い、今後印旛広域水道からの受水、その表流水が増加することになりますけれども、その対応としまして、配水地に入る前の工程において新たにこの混合井を設置しまして、地下水と表流水を均等に混ぜることで水質や水温を安定させることを目的とした施設でございます。計画では、令和4年度に第2浄水場から順次設置する予定としております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございます。  水質の安全を確保する上で早急な更新が必要な鉛管とアスベスト管の交換というのは、もう終えているのか伺います。 ○成田芳律議長 上下水道部長、外谷茂行さん。 ◎上下水道部長(外谷茂行) お答えいたします。  鉛管及びアスベスト管、いわゆる石綿管につきましては、これまで計画的に入替えを進めてきたところでございまして、鉛管のほうにつきましては令和元年度で計画した工事が完了してございます。また、石綿管につきましては、部分的な残存箇所が点在しておりますが、平成26年度には計画的な入替えはおおむね完了しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 ありがとうございました。  続いて、動物、ペットに行きます。時期によりますが、市民の方からの猫に関する苦情や相談があります。内容としては、鳴き声だったり、庭にふん尿される、車などに傷をつけられる、ごみを散らかすといったものです。市では、猫の引取りや捕獲は行っていませんが、対応するようなことはないのか伺います。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  現在千葉県では動物の愛護及び管理に関する法律の下、殺処分ゼロを目指し、猫の捕獲、引取りを原則行っていない状況でございます。そのため、本市においても県の方針を踏まえ、猫の捕獲、引取りを行っていないところでございまして、今後も同様な方針ではございます。  しかしながら、今後殺処分ゼロの目標に向けまして、市民の皆様のさらなるご理解を図るべく、今後も引き続き野良猫や飼い猫との関わりについて市ホームページなどで周知はしてまいる予定でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 猫に関する苦情について、市ではどういう対応をされているのか伺います。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 市に寄せられる猫に関する苦情や相談の主なものといたしましては、飼い猫の屋外飼養、野良猫等の保護や捕獲、餌やり、ふん害などがございまして、その対応といたしましては飼い猫の屋外飼養に関する苦情などの場合は、飼い主に対して屋内飼養をするよう指導しており、野良猫への餌やりに関する苦情等の場合は、行為者に対して餌やりによって猫が集まり、繁殖の機会を与えてしまうことで、結果的に飼い主のいない不幸な猫が生まれてしまうということや、他人の庭や畑でのふん害など近隣の環境を損なう原因となることを説明いたしまして、餌やりをやめていただくように指導しているところでございます。  なお、市では野良猫をこれ以上増やさないために、地域住民の方々が活動主体となって不妊去勢手術を受けさせるなど、地域での猫の世話をする地域猫活動の普及啓発に努めるとともに、当該活動への側面支援についても行っているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 市内での地域猫活動をされている地区というのはあるのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  地区ということではないのですけれども、物井地区で1件、地域猫活動をしていらっしゃる団体がございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 平成28年度をもって犬猫の不妊手術助成金制度を廃止しておりますが、これを廃止した理由をお聞かせください。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 犬及び猫の不妊手術助成金制度につきましては、平成7年度から平成28年度まで行っておりましたけれども、飼い主の責任として不妊去勢手術を受けさせる必要があるという考え方が社会に浸透している状況を踏まえて、助成金の必要性の観点から廃止すべきと判断して助成金のほうを終了したものでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 あと、TNR活動について、TNR活動といえば飼い主のいない猫をトラップ、捕獲し、ニューター、不妊去勢手術を行い、リターン、元の場所に戻す活動のことなのですけれども、この活動により手術をした猫は耳をV字カットして、さくら耳にすることにより2度目以降の捕獲を防ぐ目印としています。市では、平成30年度よりこの活動をボランティア団体と共同で実施していますとありますが、ボランティア団体名と具体的な取組内容、状況を教えていただけますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  先ほど申し上げました1団体でございますけれども、団体名といたしましては物井地域猫の会という会がございまして、そちらの団体に対しまして、公益財団法人どうぶつ基金というところがございますけれども、そちらが実施しているさくらねこ無料不妊手術事業、無料で不妊手術を受けてもらう事業なのですけれども、そちらに行政枠というものがございまして、その行政枠で取得した不妊手術の無料チケットをその団体に渡すことによりまして、団体のTNR活動の側面支援を行っているという状況でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 こういう地域猫の会があるところはいいのですけれども、やっぱりなかなか地域でできなくて相談はされていると思うのですけれども、その辺はどういうふうにお応えしているのでしょうか。猫の鳴き声がうるさいとかということで市のほうに行った場合に、どういう対応をされているのか、もう一度お願いします。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 先ほど申し上げましたとおり、2通りパターンがあると思うのですけれども、猫の場合はつないでおくということが法律、条例で定められておりませんので、野良猫かどうかという判断はなかなか難しいのですけれども、飼い猫の場合は外に出さないで屋内で飼っていただいて、なおかつストレスをためないような、あまり鳴かないような状況をつくってくださいということをお願いしております。そして、明らかに野良猫の場合につきましては、餌やりをやって、さらに繁殖するというようなことがないように、そういう地域猫活動をやっている団体さんにお願いしてやるとか、まず根本的に餌やりをやらずに、取りあえずそれで様子を見てほしいとか、あとは保健所に相談しながら対応をしているときもございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 田中徳彦さん。 ◆田中徳彦議員 なかなか近所というか、猫を捕まえるのも大変なのですけれども、現実的には皆さん確保とかというところまではいかないと思いますが、市のほうで何かやっていただけると本当ありがたいなというのもあるのですけれども、状況を見ながら、またちょっとご相談させていただきたいなと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○成田芳律議長 以上で田中徳彦さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 4時11分    再開 午後 4時30分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 引き続き一般質問を行います。  9番、保坂康平さん。    〔保坂康平議員登壇〕 ◆保坂康平議員 議席番号9番、れいわ輝、保坂康平、通告に従いまして壇上より質問させていただきます。  1、施政概要。  ①、いじめ防止基本方針についての市の取組と現況。  2、行政改革。  ①、事務事業評価シートの見直しについて。  ②、事業の見直しをどのように検証しているのか。  ③、今後の公共施設再配置計画について。  3、新庁舎建設。  ①、新庁舎建設に当たって、維持コストの改善は期待できるか。  4、男女共同参画推進計画。  ①、男女共同参画推進計画についての市の取組と現況。  5、グリーンスローモビリティ。  ①、グリーンスローモビリティ実証実験の経緯と今後の導入に向けての考え。  6、児童及び配偶者に対する虐待対策。  ①、児童及び配偶者に対する虐待対策の市の取組と現況。  7、持続可能な自治会活動。  ①、高齢化や若者の自治会離れによる担い手不足の状況。  8、空き家対策。  ①、住宅用地特例が空き家に与える影響をどのように捉えるか。  9、鹿渡南部特定土地区画整理事業。  ①、鹿渡南部特定土地区画整理事業のこれまでの経緯。  10、次期ごみ処理施設。  ①、次期ごみ処理施設建設の周辺対策事業のこれまでの経緯と今後の計画。  ②、次期ごみ処理施設は100%実行できるのか。  以上、壇上よりの質問とさせていただきます。 ○成田芳律議長 保坂康平さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第1項目、施政概要から、いじめ防止基本方針についての市の取組と現況についてお答えいたします。  市教育委員会では、市いじめ防止基本方針を策定し、学校、家庭、地域、関係機関と連携し、いじめ防止の取組を市全体で進め、組織的な対応、未然防止、早期発見、早期対応に努め、子供たちの健全育成及びいじめのない子供社会の実現を目指しております。具体的には、いじめ防止に関する研修会や人権教育等の充実により教職員のいじめに対する資質能力の向上、家庭向けいじめ防止啓発リーフレットの配布による保護者への啓発を行っております。また、市内全小中学校に対していじめ撲滅キャンペーンの実施、いじめアンケートの実施や命の教育講演会等を実施し、児童生徒がいじめ防止について考える機会をつくるとともに、命を大切にする心の育成に取り組んでおります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。    〔経営企画部長 石渡省己登壇〕 ◎経営企画部長(石渡省己) 私からは、第2項目から第5項目について順次お答えします。  初めに、第2項目の1点目、事務事業評価シートの見直しについてですが、本市では平成19年度から事務事業評価を実施しており、現在の事務事業評価シートは平成28年度に変更したもので、これまでも様々な改良を加えてきたところです。現時点では、評価シートを見直す予定はございませんが、引き続き内容の充実に努めてまいります。  続いて、2点目、事業の見直しをどのように検証しているかについてですが、事業の見直しに当たっては、事務事業評価の結果や当初予算編成の際に実施している担当課からのヒアリング内容を踏まえ、必要性や効率性の観点で十分に検討を行った上で事業の見直しを行っております。  続いて、3点目、今後の公共施設再配置計画についてですが、公共施設再配置計画に示されている各施設の対応方針や展開スケジュールへの対応については、現在各施設所管課を中心に取組を進めており、併せて管財課ファシリティマネジメント推進室及び庁内委員会により進捗状況を一元的に管理することで計画の推進に努めているところです。今後は、5年に1度を目安に、必要に応じて計画の見直しを行う予定です。  次に、第3項目、新庁舎建設についてですが、庁舎を適正かつ安全に維持するために必要な経費のうち、修繕に要する費用及び維持工事に要する費用は大幅に削減されると考えております。その他の維持コストについては、建物の面積や仕様、設備機器の内容に応じて必要な経費が生じますが、新庁舎は冷暖房設備の運転負荷を軽減するため、断熱性の高いガラスの採用や真夏の直射日光を遮るためのひさしの設置、さらにはLED照明や高効率空調設備の導入など維持コストの削減に配慮した設計としております。  次に、第4項目、男女共同参画推進計画についてですが、男女共同参画社会の実現に向け、第3次四街道市男女共同参画推進計画に基づき、各施策の着実な進展を図っているところです。また、計画に位置づけられた取組については、各年度の評価を実施し、四街道市男女共同参画審議会におけるご意見等を踏まえ、PDCAサイクルの考え方に基づいた適切な進行管理を行っております。  次に、第5項目、グリーンスローモビリティについてですが、今年度の実証実験の実施は、千代田地区を運行する路線バスの減便が市内の他のバス路線にも大きな影響を与え、市内全体の公共交通の衰退につながる地域公共交通課題であると考えております。この課題の解決を図ることを主な目的として、昨年度実施した国の実証実験の結果を踏まえた新たな運行方法を四街道市地域公共交通会議に諮り、実施しているところです。今後の導入につきましては、実証実験の結果を踏まえ、方向性を検討してまいりたいと考えております。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第6項目、児童及び配偶者に対する虐待対策についてお答えいたします。  田中議員へのご答弁と重複いたしますが、虐待の通告があった場合には、まず速やかに虐待を受けているとされる児童の安全を確保した上で、四街道市児童及び配偶者等に対する暴力防止対策地域協議会、通称CANPYの構成機関である学校、保育所、健康増進課などから生活の状況や健康診断の受診状況など児童に関する情報を収集します。支援は虐待者の指導を中心に行いますが、それでも児童の安全が確保できないような場面では児童相談所に送致することとなります。通告後の支援については、協議会で月に1度開催しているケース検討会議において、健康増進課の保健師、教育委員会の指導主事、児童相談所や警察といった関係機関の担当者を集め、支援の方向性を定め、連携を図りながら対応を進めています。  また、DV対応についても本協議会で連携の下、支援を進めておりますが、DVの被害者は加害者からの報復を恐れ、内緒で相談に来られる方が多いことから、DV相談があった際には、支援は加害者への指導ではなく、被害者の方が安定した生活を送ることができる施設を紹介したり、被害者自身の身を守る方法について助言するといった被害者救済の視点が中心となります。なお、被害者が危険を感じ、保護を求めてきたときなどには、主に警察、女性サポートセンターと協力しながら、必要な支援を進めていくことになります。現況といたしましては、令和2年度の児童虐待受付件数は309件で、DV相談件数は25件となっております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。    〔総務部長 岩井勝明登壇〕 ◎総務部長(岩井勝明) 私からは、第7項目及び第8項目について順次お答えいたします。  初めに、第7項目、高齢者や若者の自治会離れによる担い手の不足の状況についてでございますが、区、自治会活動は性別や年齢にとらわれない多くの方々がお互いに支え合い、協力し合うことにより生活環境の向上、発展が図られ、より暮らしやすいまちづくりが進められます。一方で、区、自治会への加入は任意であることから、市から区、自治会への加入を強制したり、退会をとどめたりすることはできないものと考えております。令和3年4月1日現在の区、自治会の加入率は63.42%で、前年度同日の加入率65.38%と比較いたしますと1.96%減少しております。この加入率の低下につきましては、四街道市に限らず全国的に高齢化や若者の区、自治会離れが加速し、担い手不足が要因となっているものと考えております。  また、区、自治会の維持継続につきましては、地域の問題意識を共有し、住民間が助け合うことの必要性を理解することでよりよい地域が生まれ、コミュニティーが活性化されることから、引き続き区、自治会の加入が促進されるよう周知啓発に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、第8項目、住宅用地特例が空き家に与える影響をどのように捉えるかについてでございますが、住宅用地特例は住宅の敷地に利用されている土地に対し、固定資産税の負担を軽減することを目的として、昭和48年度に創設されました。しかしながら、空き家の増加が全国的に問題となり、空家等対策の推進に関する特別措置法の施行に伴い、地方税法における住宅用地に関する規定が改正され、平成27年5月26日から施行になりました。改正内容といたしましては、適切な管理がされていない空き家の除却を促進するための措置として、空家等対策の推進に関する特別措置法に規定する勧告の対象となった特定空家等に係る土地が住宅用地特例の対象から除外されました。空き家の増加要因は様々ですが、地方税法改正の背景を踏まえると、住宅用地特例もそのうちの一つであると考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。    〔都市部長 嶋田浩司登壇〕 ◎都市部長(嶋田浩司) 私からは、9項目め、鹿渡南部特定土地区画整理事業につきましてお答えいたします。  1点目、鹿渡南部特定土地区画整理事業のこれまでの経緯につきましては、鹿渡地区の健全な市街地形成を図るため、公共施設の整備改善と良好な住宅地の供給による都市地域の秩序ある整備を目指して、平成11年度に土地区画整理事業の都市計画決定を行い、平成13年度に千葉県知事より認可を受け、事業を開始したものでございます。  その後、組合は全国的な地価の下落による保留地処分金の収入減、事業運営における設計、積算の過小評価、隣接自治会の反対運動及び未同意者に対する交渉の難航などによる事業の長期化を余儀なくされ、資金不足となったものでございます。その後も工事代行者から貸金返還請求及び工事代金返還請求訴訟や、市を被告とする損害賠償請求訴訟などにいずれも敗訴し、多額の債務を抱え、再度の資金不足が生じ、事実上の破綻状態に陥ったものでございます。  このような状況から、令和2年5月に債権者の相当な債務の免除と利害関係人としての市の参加を求め、特定調停を申し立てたものであり、この調停において理事求償債権の放棄や組合員からの賦課金徴収などの自助努力と併せて市の支援を含めた再建計画により、調停成立を目指しているものでございます。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第10項目、次期ごみ処理施設のご質問について順次お答えいたします。  初めに、1点目の次期ごみ処理施設建設の周辺対策事業のこれまでの経緯と今後の計画でございますが、平成28年2月12日に吉岡区と基本合意書を締結し、周辺整備事業及び生活基盤整備等の地域振興事業について、次期ごみ処理施設建設等に関する連絡協議会において協議を行い、相互に合意した地域振興事業等として、主に集会場の建設や上水道の整備などを実施してまいりました。今後の計画につきましては、吉岡区道路整備等検討業務などの具体的な地域振興策について、引き続き同連絡協議会において協議を進めてまいりたいと考えております。  次に、2点目の次期ごみ処理施設は100%実行できるかでございますが、現在埋土層などにある地下水調査や砕石混じり層の鉛及びその化合物の取扱いが未確定となっていることから、土壌汚染対策にどの程度の追加費用を要するか不明確なところではございますが、必要な対策を実施することにより施設建設を行うことができると考えております。  私からは以上でございます。                        ◇ △会議時間の延長 ○成田芳律議長 あらかじめ会議時間の延長をします。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 順次再質問に移らせていただきます。  まず、質問事項1番目の質問要旨1、生徒に直接心身への危害が発覚した場合の対応を教えてください。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答え申し上げます。  いじめによりまして児童生徒に生命、心身または財産に重大な被害や、相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認められた場合は、いじめの重大事態として、市いじめ防止基本方針に基づき対応します。  いじめの重大事態でございますが、学校または市教育委員会が調査の主体となって、事案について丁寧に対応をしていきます。そして、市教育委員会は、市長及び県教育委員会に報告を行うとともに、第三者委員から成る市いじめ対策調査会において、いじめの対応についての助言を受け、必要に応じて早期に警察や児童相談所等関係機関と連携を図りながら対応をしていく。  以上でございます。
    ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 旭川でいじめをめぐって大変不幸な事件がありましたけれども、心身への危害が判明した場合は速やかに警察に連携する必要があると思います。学校は教育機関であって、いじめに対する指導はできますけれども、罰することは当然できないわけでありますので、そこがやはり手後れにならないようにしていただきたいと思います。指導で解決を目指していきたいという気持ちは、これは教職者としてよく分かるのですけれども、大事になる前にこうした対応を早め早めに取っていただくことが必要かと思います。  今ちょっとお話伺っていると、かなり何か手続や協議することが非常に多くて、そのために時間を取られてしまって手後れになってしまうということはないですよね。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答えいたします。  被害者の立場になって、スピード感を持って対応してまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 本件に関しては、いろいろ手続もややこしくて大変だとは思いますけれども、今のお言葉を心強く思います。  2点目、1番、令和2年度12月議会で私が取り上げた事務事業評価の改善について、その後どのような議論があったのかお聞かせください。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  各所管課から提出される事務事業評価シート、こちらにつきましては事業の方向性、また事業の成果、事業の決算、その事業に係る人工、人件費、目標として設定した指標、指標に対する実績などを細かに記入できるシートとなっておりまして、それらを参考として評価しているところでございます。  また、その項目の中から市民の皆様方に分かりやすい必要な事項を精査いたしまして現在公表しておりますので、壇上でも申し上げましたが、現時点では評価シートを見直す予定はございませんけれども、引き続き内容の充実に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 私、12月議会の中で、佐倉市の中で佐倉市の事務事業評価シートがいわゆる成果報告書と近いような形だったと、非常に見やすかったですということをお伝えさせていただきましたけれども、四街道市のホームページも拝見させていただくと、ごめんなさい、私見つけられなかったのですけれども、後でその成果報告書がホームページに載っているのを見つけました。ただ、この事務事業評価と成果報告書、やはりリンクして見れば大変分かりやすいのではないかなというふうに思います。事務事業評価に成果報告書の対象ページを書くとか、あとホームページにお互いのページをこうやってリンクしてアクセスをしやすくすれば、非常にいいものが出来上がるのではないかなと思いますが、ご検討いただけますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  議員のほうからちょっと見やすさを考慮してほしいというところでご指摘のほうを受けて、私どものほうで事務事業評価と、あと主要施策の成果報告書、そちらのほうをホームページ上でリンクを貼りまして、見やすいようにそちらのほうを改良させていただきましたので、今後そちらのほうを両方とも見ていただければ、より分かりやすい内容かと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ぜひ今後も継続した改善をよろしくお願いします。  2つ目、令和3年6月議会で、私、新規の事業を起こす際には必要性の低い事業の統廃合や現事業のコスト削減を条件とすることが有効だということで、何か子供のおもちゃに例えてご説明させていただいたと思うのですけれども、もう一度聞きます。どのように受け止めていただけましたでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  近年、市単独での新規に実施する事業につきましては、今現在少ない状況でございまして、ほとんどは国や県の制度に基づいて新たに実施するものがほとんどでございます。市単独で従来から実施してきた事業の見直しも数多く行ってきたところでございます。また、毎年策定しております予算編成方針、こちらにおきまして新規、拡充事業の実施に当たっては、スクラップ・アンド・ビルドを基本とし、既存事業の統廃合により財源を捻出することとしておりますので、そういった観点で取り組んでいるところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 それでは、市独自の一般財源での新規の事業を始める際には、ぜひその点も留意していただければというふうに思います。  3点目、今後の公共施設の再配置計画についてですが、前回の議会でコロナによりこの公共施設再配置計画、遅れているということでしたが、再配置計画よりも新庁舎建設を優先したのはなぜでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  新庁舎建設につきましては、老朽化や耐震性能など様々な課題を解決するため、平成29年7月に策定した庁舎整備基本計画の内容に沿って事業を推進している状況でございます。また、令和2年2月に策定した公共施設再配置計画につきましても、各施設の対応方針や展開スケジュールに基づき計画推進に取り組んでいる状況でございます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止に対応する業務を最優先とした結果、公共施設再配置計画の一部に遅れが生じておりますけれども、これら2つの計画につきましては重要課題と捉え、並行して事業を展開する必要があると考えておりまして、新庁舎建設については、また有利な財源措置の活用が可能なことから事業を再開したところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。本来であれば、まず行革で収支の改善を図って、きちんと財源をつくってから新庁舎建設を提示するのが本来の順序、理想の順序ではないかなというふうに思うのですが、いろいろご事情はあるということを今さっきご説明していただいたのはよく分かるのですけれども、理想的な順序はそういう順序であったなというふうに私は考えるのですけれども、部長の考えをお聞かせください。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  事業費が確保された状態で事業を推進していくことが理想であるということは重々認識しておるところでございますけれども、現庁舎の状況や財源などを勘案いたしまして事業を再開したところでございますので、ご理解いただければと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ちょっと個人的なことを聞いて恐縮なのですけれども、例えば部長は今の支払い能力以上のローンを組まなければいけなくなったといったときに、家族や融資先の理解は得られると思いますか。一般論で結構です。一般的にこういうことがもし発生したら、それは理解が得られることだと思いますか、そうでないでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  それが必要なことである場合には、それを理解していただくように努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 もちろんそうなのですけれども、やはり現実社会でいったら、現実の社会でやはりそれはかなり厳しいこと、難しいことだと思います。実際に今この新庁舎の建設をめぐっての順序というのは、そのような状況になっているというふうにちょっと思っていただき、今後危機感を持ってコスト削減、そして財源の確保に取り組んでいただきたいなというふうに思います。  続きまして、再配置計画が遅れることの損失はどのようなものでしょうか。その損失の責任は、どのように取っていらっしゃるでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  公共施設再配置計画につきましては、新型コロナウイルス感染症への対応により、取組状況に一部遅れが生じているというところで今答弁させていただいているところですけれども、本計画に示されている対応方針、また展開スケジュールの進捗については、管財課ファシリティマネジメント推進室において各施設所管課に対し、書面調査やヒアリング等を実施し、今後の在り方を検討する委員会の中でも公共施設保有量の削減に向けた議論を重ねており、計画の推進に努めているところでございます。  なお、公共施設の個別施設計画につきましても、改修工事の財源となる有利な起債が活用できるよう、前倒し可能なものについては前倒しを図り、計画の推進に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。9月議会で進行管理をして、効果額の測定に努めているとの答弁をいただきました。しかし、民間企業ではもっとシビアで、行政の場合は、市の場合は、行政資産は減価償却されませんので、損失は認識されにくいのですけれども、民間企業では損失として計上され、決算書にも影響が出て、当然給与にも影響が出ますし、銀行からの借入れにも影響が出ます。その責任者は、当計画の遅れが評価、給与に直接影響するというようなことはないのでしょうか。    〔何事か言う人あり〕 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 すみません、ちょっと答えにくいようですので、これはもう答えを先に言いますけれども、民間企業ではそのような緊張感を持って取り組んでいるということです。ぜひそこを忘れずに、役所だから理屈が違うよというようなことは、役所の中では通用するかもしれませんけれども、多くの市民にとってはちょっと受け入れ難いことになってしまうということをよく認識していただきたいということです。  続いて、例えば鹿島荘の廃止が延期になったことでエアコンの補修費が発生したように、時間の遅れは金額の損失ということの観点をしっかりと持ってほしいと思いますけれども、その点はご認識いただけますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  鹿島荘の例というところですけれども、鹿島荘については指定管理の延長ということで、事業のほうが延長されたわけですけれども、そのほかに必要となる維持補修というところは必要最低限、必要な部分については、やはり利用者がいる限りやっていかなければいけないものと考えておりますけれども、繰り返しになりますけれども、それは必要最低限の改修というところで実施していければと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 よろしくお願いします。その点はよく認識してください。  続いて、先ほど壇上でもある程度答弁していただいた部分も多くあるのですけれども、LED化、エアコンの省エネ調整、部屋の汎用化、簡素化などをどのように進めるつもりでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  新庁舎の照明器具につきましては、全てLEDを採用しており、一部に人感センサーや昼光センサーによる制御機能を設けます。あと、エアコンの入替えに際しましては高効率な機器を採用して、併せて利用エリアを分割制御できることで効率的なエアコンの運転が可能となります。また、部屋の汎用化、簡素化などは、執務室を壁で区切らず柔軟な空間を確保し、組織やレイアウトの変更の際にも容易に対応できることや、内部、外部の仕上げに関しても機能を重視することで維持コストの削減に努めているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。修繕費を抑えるためにも極力シンプルな仕様にすること、撤去が必要になったときのことを考え、装飾、転用の利かない部屋、特別な設計などは最小限にするべきだと思いますが、今の答弁で確認できましたので、安心しました。  ちなみに、転用ができないような特別な部屋というのは、どれぐらいになるとかと今の段階で分かりますか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  今ちょっと考えたのですけれども、転用できないというと議場とか、そういったところかなと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。そういう部屋がなるべく少なくなるようにお願いいたします。  続いて、質問項目4番目、男女共同参画推進計画についてなのですけれども、この目指す社会の姿、性別にかかわらず誰もが個人として尊重され、個性を発揮できる社会というふうにうたっておりますけれども、これのために女性職員の管理職への登用の推進やポジティブ・アクション、啓発事業が必要と考えるのはなぜでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  昨年度に実施いたしました四街道市男女共同参画市民意識調査、こちらで依然として男女の地位の平等について男性のほうが優遇されていると感じる人が多く、男女共同参画社会基本法では男女が社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会の確保が必要となっていることから、意思決定を担える立場の女性職員の管理職への登用や審議会等における女性委員の積極的な登用が必要であると考えているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 そこなのです。しかし、行き過ぎた女性職員の管理職への登用の推進やポジティブ・アクション、これあまりやり過ぎてしまうと、逆に性別によって評価がゆがんでしまう、登用がゆがんでしまうというような可能性も考えられるのですけれども、その心配はないのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  女性職員の管理職への登用というところでございますけれども、管理職への登用につきましては、職員全体を見た中で管理職にふさわしい方、そういった方を管理職、女性に限らずですけれども、そういった資質等を鑑みて管理職に登用するというところを行っておりますので、誰でもがというところはないというふうに認識しているところでございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 それでは、性別ありきで昇格や採用ということがないようにしていただきたいと思います。正当に仕事の内容で評価していただきたいというふうに思います。  もう一点、これも一つ、啓発活動、啓蒙活動というのが挙げられていますけれども、具体的な行動の中に。行き過ぎた啓蒙活動や数値目標というのを掲げることによって、逆に特定のキャリアを行政が望ましい姿というふうに示すというふうに捉えられる可能性というのはないのでしょうか。例えば女性管理職の推進というのを挙げていますけれども、管理職を望まない女性も当然いらっしゃいますし、いろんなライフスタイルがあるわけで、その中でこうした生き方、こうしたスタイル、外で活躍する女性がすばらしいのだよみたいなことを行政が一方的に示すことによって、逆にかえって多様性が失われてしまうという危険性も感じているのですけれども、その点の心配はないのでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  女性職員の管理職、これは男性に比べるとかなり少ないという状況ではございます。人事を担当する部門としてお答えをさせていただきますと、毎年度昇任希望について自己申告書というものを提出していただいているところでございます。その中では、昇任に対する意識についても確認をしておるところでございます。その結果、女性職員が昇任を望まない割合が男性に比べて高いという結果も出ておりまして、また経験が不足していて自信がない、あとは仕事と家庭生活の両立が難しいというような回答が男性職員と比べて非常に多い状況でございます。管理職になるための経験を十分に積んでいないという意識、管理職として業務を行っていくためには当然長時間労働ということにも対応できなければいけない、そんなような状況もございますので、そういったことを考えますと、女性職員が管理職を望まないという要因が非常に大きいものと考えているところでございます。これらの課題を解決するために、働きやすい環境づくりの推進や職員の意識改革、こういったものが必要になるというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。それでは、長期的に見てということなのでしょうけれども、個々人の希望するキャリア、希望する生き方というのが侵害されない形でこうしたことは進めていただきたいと思っております。  続いて、5番目、グリーンスローモビリティについてなのですけれども、車体を例えば省エネカーに運用した場合、車体を替えた場合のデメリットというのは何かございますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  今回のeCOM―4につきましては、低床で乗り込みやすい、また座席への進入が容易となっておりますけれども、普通の一般のワンボックス車を含めたハイブリッド車などの一般的なエコカーでは乗降時の段差に加えまして、2列目のシートの場合は乗降しにくいなどの不便が生じるなどのデメリットがあると考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 それでは、もしこのグリーンスローモビリティの車体を普通のミニバンに替えた場合、何か問題点はあるのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) ただいま申し上げたのと繰り返しになりますけれども、普通の一般車の場合には乗降時にやはり段差が生じてしまうのと、あと乗り込むときに、2列目のシートに座った方が出る場合に、前に乗っている方が一旦降りたりというような状況もある、そういった車もあるかと思われますので、そういった不便が生じるというところがデメリットというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。実証実験の結果が待たれますけれども、デマンド方式とした場合、グリーンスローモビリティの車体でなければいけない理由というのは、今のデメリットを聞いた限りではあまりないように思います。というのも、普通にミニバンで団地をこうやって運転するときにも、そういう問題というのは当然あるわけですので、決して運用そのものに差し支えがあるというようなふうになるように思いません。そういう車体を替えるという選択肢もあっていいのではないかということと、もしそうした形で運用した場合、車体購入費、車体維持費、運営費、経費など交付金措置、補助金で対応されない市の負担増加額は幾らぐらいになるのでしょうか。省エネカーで対応した場合は安価になるでしょうか、高価になるでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  金額のほうについては、その試算というのはまだ出していない、今出しておりませんけれども、ハイブリッド車ではガソリンなどの燃料にかかる経費が増大する一方で、電気自動車の場合には経費を低く抑えることができます。あと、積載するバッテリーにより走行距離が制限されるということはございますけれども、走行時、二酸化炭素を排出しないという特性はゼロカーボンの推進に大きなプラスであるというふうにも考えております。また、災害時の電源として活用できるなど、メリットは大きなものと考えておりますので、そういったところを総合的に考えると、今回の電気自動車の導入というところはメリットが大きいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 今言ったことでしたら、ある程度普通の電気自動車でも対応できる部分はあるのではないかなと思います。まず、グリーンスローモビリティの車体ありきで考えるのではなくて、もう少し車体に関しては柔軟に、目的をぶらさずに採用していただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。ちょっと今のお話を聞いている限り、1,600万円もかかるあの高い車体にこだわる理由というのがちょっと見受けられません。  続いて、6番目、児童及び配偶者に対する虐待対策についてですが、各種機関と連携や情報共有をスムーズにする取組についてお聞かせください。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  虐待通告があった際には、児童に関わる組織で構成される、先ほど申し上げましたけれども、四街道市児童及び配偶者等に対する暴力防止対策地域協議会、CANPYにおいて速やかに情報共有を図り、連携して支援することとなります。  また、虐待の支援につきましては、毎月ケース検討会議としてCANPYの実務者部会を開催いたしまして、子育て支援課、健康増進課、教育部指導課、青少年育成センター、児童相談所、あと千葉県警本部、あと四街道警察署出席の下、スムーズに連携を図りながら支援できるよう、対応を進めているところでございます。  なお、市のホームページにおきまして、虐待の相談先として子育て支援課だけではなく、同課にあります家庭児童相談室、児童相談所や四街道警察署といった機関をご案内しておりますが、実際これらの機関が相談を受けた際にはそれぞれの機関が関係機関と連絡を取りながら、児童を守るための必要な支援を展開していくこととなっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 それでは、連携の強化を図り、対応する部署が増えれば、連携自体が大きな仕事となり、またこれも伝言ゲームが伝わりにくくなるのと同じで、実情がなかなか伝わりにくくなってしまうのではないかなとか、あるいはいろいろ対応する部署が増えれば、責任の所在が逆に曖昧になりがちというふうに考えるのですが、そのような心配はないということでよろしいですね。連携の強化と責任の所在の明確化、利用者の利便性は相反することがあるかと思いますけれども、その点はないということでよろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  児童虐待対応において最も優先されるべきことは、児童の安全を守ることにあると考えております。対応を進めることで保護者との関係が悪化するなど、関係機関が期待しない事態などが生じることも時にあるかもしれませんけれども、優先順位を見誤ってしまい、児童の安全が損なわれることがないよう、関係機関に理解を求めて目的を果たしていかなければならない場面もあると考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 今ちょっとお話がありましたけれども、例えば市が窓口となった場合、児相に必要な処置を求める場合に、現場の温度感は正確に伝わらないということはないのですよね。先ほど質問項目1番目でも言いましたけれども、そこはスピード感、必要な処置を認識してもらうまでにスピード感を持って連携していただくことは可能なのでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 関係機関と連携を取って支援していくわけですけれども、児童の安全が確保できないと私どもが判断した場合には、当然児童相談所に送致をし、対応を求めてまいりますが、その際に児童を守るために必要であるにもかかわらず温度感が伝わらないことを理由に送致が拒まれるものではないと私ども認識しておりまして、同時に送致の必要性が疑われ、対応の決定に時間がかかってしまうことのないよう、速やかに私ども調査等を行い、対応を引き継いでもらえるように努めているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 そういうことがないように熱意を持って、よく相談者に耳を傾けて、うまく連携が機能できていないと思うことがあれば、必要に応じて児相はじめ、ほかの相談機関にも要望、発信をしてほしいということでお願いいたします。  続きまして、相談窓口を使いやすくする取組についてお聞かせください。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  本市では、市ホームページや市政だよりにおいて児童虐待、DV防止の啓発や相談先の周知を行っているだけでなく、児童虐待防止推進月間及び女性に対する暴力をなくす運動期間にある11月に合わせて、市内小中学校、幼稚園、保育所、大型商業施設や医療機関などに、国が作成した相談機関の連絡先が記載されたポスター、リーフレット、またカード等といった啓発物資を配布しまして、支援を求める声に耳を傾けられるよう啓発及び周知を進めているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 CANPYのホームページを拝見させていただきますと、窓口が多数掲載されていますけれども、これは利用者がどこに相談していいのか、ちょっと混乱するということはないのでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  私どもにどこに相談したらいいか分からない、分かりづらいといったような、そのようなご意見をいただいたことはございません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 今後も他市のホームページ等の掲載を参考にして、見やすさ、改善に取り組んでください。  続きまして、7番目、持続可能な自治会活動についてなのですけれども、今後の高齢化や若者の自治会離れに伴う問題点、備えをどう考えるのか、もう少し詳しくお聞かせください。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  高齢化や若者の自治会離れ、これは本市に限らず他市においても抱える課題であると、先ほど壇上のほうでもご答弁をさせていただきましたが、その結果として区、自治会役員の担い手不足、ひいては区、自治会の加入率の低下といった形で活動自体が困難になるケース、こういったものも見受けられるところでございます。  具体的な備えとのことでございますが、地域において問題は様々でございますが、担い手不足に限らず今までの旧態依然とした役員の負担増の軽減、運営方法、課題等を含めまして問題点を広域的に捉えて、多様な担い手の参画が推進、促進されるよう、当市としても周知啓発に努めてまいりたいと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。再々質問で聞こうと思ったことも見事お答えいただきまして、ありがとうございます。  自治会への加入促進を促すというのも大事ですけれども、まずなぜ脱退したのかという理由を調査し、受け入れる自治会の在り方を見直していくということも、これもある意味必要だと思います。時代に合わせた自治会の在り方を考えていくということ、そうしたことも有効だと思いますが、どうお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  先ほどの答弁とも一部重複する部分もございますけれども、保坂議員仰せのとおり、自治会に入りたくないといいますか、今まで入っていても離れてしまうという一番の要因として言われているのが、要は役員になると負担が大きいと。今だんだんと共働き等が増えてきておりまして、土日にお休みということで、その時間を自治会の活動に割いてしまうということへの不安であるとか、そういったものがよく言われておりますので、自治会の皆様のほうでも役員の成り手不足があるのであれば、そういった負担増をできるだけ軽減するような方策を考えるとか、いろんな人が、若い方も高齢者もそうですけれども、そういった方々が負担に感じないような方策を、今までとは違ったやり方を考えた上で自治会加入を促進していくような方法がよろしいのではないかと考えているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。大変よく考えていただいて心強く思います。自治会の運営、私も相談を受けることがあるのですけれども、非効率な自治会運営も多いと思います。ですので、効率的なやり方をいろいろ提示したり、実情をよく把握して、必要に応じては自治会の再編なんかもケースとして今検討しなければいけない事態になっていると思います。今後の自治会活動について、これからもご検討ください。  8番目、空き家対策についてですけれども、住宅用地特例について、大阪府阪南市では固定資産税の減免制度があるので、ぜひ参考にしてみてください。どれだけ成果があるのかというのは、私もちょっと調べたところ分からなかったのですけれども、一つ施策として考えられることだと思います。  9番目、鹿渡南部特定土地区画整理事業についてなのですが、本事業について助成金を投入せざるを得なくなったこと、責任をどう捉え、また最終的に結果責任を市としてどのように果たしていくつもりなのか、お考えをお聞かせください。
    成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  鹿渡南部特定土地区画整理事業は、公共性の高い都市計画事業としての土地区画整理事業でございまして、市といたしましては確実に事業を完了に導く責務があると考えております。  今回の特定調停の申立てにより、理事求償債権の放棄、組合員全員に求める賦課金など自助努力が認められるところでございますので、また相手方となる債権者が多額の債権放棄など調停成立に向け理解も示されていることも鑑みまして、市も利害関係人として一定の役割を果たす必要があると考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 それでは、本件において市の反省点、それとあとこういうことが二度と起こらないための再発予防策などは検討されているでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  組合施行の土地区画整理事業自体が保留地処分金を主な財源とするため、地価の動向に左右されるなど不確定な要素を含む事業でございます。組合設立以降は、公法人としての一組織であることから限界がありますが、より踏み込んだ指導をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。事業費、地価の見通しが当初よりも1.5倍にはね上がっておりますけれども、これはなぜなのでしょうか。ごめんなさい、事業費は1.5倍に、約14億円にはね上がっているのですけれども、それはなぜでしょうか。地価の見通しをどのように見ていたのでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  地価の見通しにつきましては、当然先ほどから申し上げているとおり、不確定な要素が多々あります中でのその時々の中でのことだと認識しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 今のお話を聞いていると、地価の変動によっては土地区画整理事業、もし発生した場合、こうした多額の損失を被るケースというのは今後もあり得るというふうに考えてよろしいのでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  それにつきましては、当然先ほどから言います地価ばかりではございませんので、あくまでも市の指導、県の指導があっての区画整理事業ということだと認識しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 都市計画決定されている事業ですよね。それに対して、地価は当然これは変わっていきますし、この事業があった当時から地価も当然変わっていくものだとは思うのですけれども、それでもある程度の見通しというのは自信を持っていない限り都市計画決定すべきでないというふうに思うのですが、そういった意識はないのでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  区画整理事業のこの発端が市のスプロール化とか、いろいろと問題があった中での事業の開始ということでございましたので、地価ばかりがその理由ではないと思われます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 では、もう一つの理由である第二グリーンタウンについてなのですけれども、3・4・7号線のめどが立たない中で、土地区画整理事業を都市計画決定させたことについての市の責任というものはいかがお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) そのことにつきましては、グリーンタウン等の都市計画決定と土地区画整理事業の中での住民に対しての情報が足りていなかったというふうに認識しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 それでは、第二グリーンタウンの建設の許可を与えてしまったことが、この3・4・7号線、建設の許可を都市計画道路の計画と整合してやっていなかったことに原因の一つがあると思うのですけれども、その許可を与えたのも市ですよね、恐らく。その責任はどのようにお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  千葉県知事でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 分かりました。では、これは県のほうで責任を追及したいと思います。  あと、この事務費の見込みの甘さにもかかわらず、土地区画整理事業の認可に向けて協力姿勢を終始取ってきた、この市の責任というのもあると思いますが、こちらのほうはいかがお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) その都度、都度の事業の進捗によりましてのご判断をいただいての助成金等をお認めいただいたというふうに認識しております。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 最後に、この事業、事務代行に大谷総合都市計画事務所が選任されていますけれども、大谷総合都市計画事務所が事務代行に入ったことには市の責任はないのでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  市といたしましては、大谷総合事務所に対しましてご紹介を申し上げましたけれども、最終的に決定いたしましたのは組合というふうに認識しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 市の紹介というのは、やっぱり重いのです、紹介される側にとっては。行政がやることなので、行政が推してくれる存在というのは大丈夫だろうというふうにやっぱり多くの人は思ってしまうと思うのです。その点、もうちょっと責任を感じていただけませんか。ちょっとこの点についてお話を伺っていると、踏み込んだ指導をすべきだったというようなお話をいただきましたけれども、もっと踏み込んで考えるべきではないかなというふうに思います。その点でのちゃんとした反省が我々のほうでも受け取れない限り、なかなかこの事業、さらに助成金を払って終わりにしようと、当然終わりにする機会が来ているというのはいいことだとは思うのですけれども、ただそういう状況の中でなかなか認め難いところがあります。まだ調停がなっていないというふうに聞いておりますけれども、この点の市の反省ももうちょっとブラッシュアップしてください。また改めて聞きたいと思います。  続いて、次期ごみ処理施設についてですけれども、周辺対策事業の総額は幾らになるでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  まず、令和2年度までにかかった額として主なところから申し上げますと、吉岡4号線整備に6,300万円、吉岡9号線整備に約580万円、集会所の建設に約3,300万円、上水道整備に一般会計から約2,100万円、全体として合計で1億6,500万円となっております。また、ごみ処理施設のための上水道整備の額として、水道事業会計から約1億1,000万円となっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 それだけの額があるということですけれども、先ほどごみ処理施設は100%実行できるかということを質問させていただいた際に、不明確だが、できると思うというご答弁をいただいたのですけれども、ちょっとこれは矛盾しませんか。不明確でしたら、それはできない可能性も当然あるというふうに受け取ってしまうのですけれども、その点は心配はないのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  先ほど不明確と申し上げましたのは、汚染対策費がどれぐらいかかるかはまだ不明瞭であるということでございますけれども、そこの部分を明確にしつつ、建設は可能というふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 では、今後の調査の中で、仮に県があの土地はもう使わないほうがいいよというようなことを言われた場合でも建設はするということですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  一般的という話を踏まえてでございますけれども、今現在あそこのくぼ地等々、用地には汚染土のほうが含まれているといいますか、持ち込まれているわけではございますけれども、最終的には撤去、処理をすればできないというふうには県のほう、国のほう、ご判断にはならないものとは考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ならないものと考えるのではなくて、まだ答えをもらっていないですよね。そういう状況の中で100%できるというような判断をしてしまってよろしいのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  極論で申し上げれば、全量撤去すれば100%は可能と考えます。ただ、今保坂議員おっしゃっていただいたように答えをいただいておりませんので、100%でなく、どれぐらいの部分を撤去するのか、もしくはどれぐらいの部分を処理といいますか、汚染の浄化をすればいいのかというところは、そこの部分は不明でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 それでは、先ほど言った周辺対策事業、もしここにごみ処理処分場を建設しないという判断をした場合、この周辺対策事業はどうなるのでしょうか。要するに周辺対策事業だけして本体ができないということになりますけれども、その件に関して責任をどのように取るつもりでお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  今保坂議員もおっしゃっていただきましたとおり、壇上でもご答弁申し上げましたとおり、必要な対策を実施することにより施設建設を行うことができると考えております。  また、現在吉岡区のご協力の下、協議をさせていただいておりますことから、仮定でお答えすることは影響が大きいことから控えさせていただきたいと存じます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ここの問題というのは、先ほどの鹿渡南部特定土地区画整理事業にもつながるところだとは思うのですけれども、物事というのはやっぱり見極めを間違えることだって、それはあります。そういうときには損切りをしなければいけないときだってあります。だけれども、それを認めないで、どんどん、どんどん、転んだときの痛手というか、リスクを抱え込むことは、やはり適切ではないと思いますし、それこそむしろこれは鹿渡南部特定土地区画整理事業の失敗に学ばなければいけない部分なのではないかなというふうに思いますが、これはもう質問しません。ちょっとさすがにかわいそうになってきましたので、質問しません。  最後に、この件に関して申し上げさせてください。静岡県熱海市では、不適切な盛土をしたとされる土地所有者への対応の妥当性について、現、旧所有者や職員、OBに聞き取りを行っています。四街道市の吉岡残土への対応に雲泥の差を感じ、大変疑問です。市民の理解がこの点に関して得られないのは、静岡県のように積極的に内部から原因調査をする姿勢が市に見られないことではないでしょうか。静岡県の対応に四街道市はしっかり見習うべきだと思います。百条委員会が立ち上がり、そこでの証人が出てから初めて調べるようになるというのはちょっと恥ずかしいというふうに思っていただきたいということを訴えさせていただきまして、私の質問とさせていただきます。  以上です。 ○成田芳律議長 以上で保坂康平さんの質問を終結します。  後刻速記録を調査の上、適当な措置を講ずることとします。                        ◇ △散会の宣告 ○成田芳律議長 以上で本日の日程は終了します。  明日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 5時48分...